「広告がものを売るだけでなく、社会を動かす力になったらおもしろい」。 株式会社電通でコピーライターとして活躍する傍ら、社会課題を解決する「ソーシャル・プロジェクト」を数多く手掛ける並河進さん。 手洗いを通して子どもの健康を守る「世界手洗いの日」プロジェクト(日本ユニセフ協会)、日本の女子高生と大学生が児童労働に関心を持ってもらおうと奮闘するドキュメンタリー映画「バレンタイン一揆」(NGO・ACE)、検索することで東日本大震災の支援活動に寄付を届ける「Search for 3.11 検索は応援になる」(ヤフー株式会社)。 広告が社会にできることとは? と向き合い、挑戦してきた並河進さんを紹介する。 大学ではロボットを研究したいと考えていたが、希望が叶わず船舶海洋工学科(現・システム創成学科)へ。研究室に泊まり込み、船の設計システムに没頭した。研究はおもしろかったが、先輩の研究員たちの中には、
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