食中毒や感染症予防につなげようと、札幌市保健所は24日、手洗い・うがい啓発ソング「しろくま忍者の手あらいソング」の初音ミクバージョンを制作・公表した。啓発ソングはこれまで主に幼児向けだったが、札幌発のバーチャルシンガー「初音ミク」を起用し、幅広い年代の市民に手洗いやうがいが浸透することを目指している。 しろくま忍者の手あらいソングは、円山動物園にいるしろくま忍者が主人公で、手洗い忍法でばい菌忍者を退治するストーリー。歌と踊りで手洗いの手順が学べるようになっており、2012年から幼稚園などで活用されてきた。市保健所は各種イベントで放映するほか、街頭ビジョンで告知してPRする方針。市公式YouTubeで視聴できる。【高山純二】