福島県が東京電力福島第一原発事故後に始めた甲状腺検査をめぐり、6月26日に開かれた県議会6月定例会で、「過剰診断」の問題が取り上げられた。甲状腺検査については、治療の必要がなく、放置しても無害に経過する甲状腺がんを診断・治療する過剰診断が起きている、という声が上がっている。 【画像】「Fukushima fish」と検索した際に出てきた画像やイラスト また、甲状腺検査の適切な評価を行うために設置された「甲状腺検査評価部会」で、部会長が「どういう(検査)結果が出るか2年後のお楽しみ」と発言していたことも明らかになった。議会で指摘された過剰診断や専門家の発言。県はどのように答えたのか。 福島で行われている甲状腺検査とは福島県「県民健康調査」の甲状腺検査は、原発事故の発生時に県内にいた当時18歳以下だった住民約38万人を対象とし、県に委託された県立医科大が2011年10月から行っている。 子ども
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