レジェンドフードファイター誕生のきっかけ ――小林さんはどういうきっかけで大食いという自分の才能に気づいたのでしょうか。 小林尊さん(以下、小林) はじめは遊び半分、力試し半分でした。大学の時に友だちと「誰が一番多く食べられるか」という話になりまして、当時CoCo壱番屋で1,300g食べたらタダになるというチャレンジメニューがあったので行ってみようと。 1,300gを食べ切ればタダになるんですけど、その時の全国の挑戦者の中で最高記録が5,000g。せっかくなら新記録を狙いたいなと思って、100gだけ増量して5,100gで挑戦したんです。 ――それが最初の挑戦ですか!? すごい……。 小林 その5,000gって、当時の『TVチャンピオン』*全国大食い選手権のチャンピオンの記録だったんですよ。でも全く余裕はなくて、制限時間20分のところ19分40何秒でやっと食べ切るようなギリギリのタイム。もう
