100年以上“直立したまま”超スピードで湖面を漂い続ける丸太の謎! 無理に移動させると大嵐発生、学者も困惑=米 米オレゴン州南部にある「クレーターレイク国立公園」には600メートルの高さの断崖絶壁や絵画のように美しい島があり毎年40万人もの観光客が訪れる場所だ。また公園の名ともなっている、極めて青く澄んだアメリカで最も深いカルデラ湖(最深部597m)があり、観光の目玉のひとつとなっている。その湖に「ちょっと不思議で神秘的!」として有名なものがあるのだが……。 ■100年間直立したまま浮かび続けている丸太 真っ青な湖にぷかりと垂直に浮かぶ一本の折れた白い枯れ木。まっすぐに立っているその様子はまるで湖に“茶柱”が立っているようだ。 水面に出ている部分はわずか1メートルほどで直径は約60センチほど。“幸せを呼ぶ謎の爺さん”と呼ばれて以前より有名だという。樹皮も剥がれて苔の生えた枯れ木は、物理的に