北朝鮮籍とみられる木造船が日本海沿岸で多数見つかっている問題で、海上保安庁は13日、今年確認された船の漂流・漂着は同日正午時点で83件に達し、過去最多を更新したと発表した。これまでは2013年の80件が最多だった。 13日には、秋田県潟上市の砂浜で前日見つかった船内から2遺体が確認されたほか、秋田市の砂浜でも別の遺体が見つかった。ズボンのポケットにはハングルが書かれた紙があったという。秋田県男鹿市では転覆した木造船が確認された。 山形県でも遊佐町の砂浜で遺体が見つかり、そばにあったポリタンクにはハングルが記されていた。 海保に記録が残るここ5年で確認された漂流・漂着は、13年は80件▽14年65件▽15年45件▽16年66件▽17年83件(13日正午時点)。月別では先月の28件が過去最多だが、今月はすでに24件まで増えている。 漂流する船や木片は船舶の航行に危険なため、海保が航行警報を出す
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