フロリダで3年の刑期を終え、故郷ニューヨークに舞い戻って来たグロリア。そこにはかつての仲間達が彼女を殺すために待ち構えていた。彼女は、銃撃戦に巻き込まれた少年を道連れにアジトからの脱出を図る。無事逃げ延びた二人だが、その少年は組織を揺るがす秘密を握るとてつもない爆弾だった……。
「この翼さえいらない。貴女に触れ、愛せるのなら…」ベルリンの街を傍観する天使達。彼らは地上の人々の心の声に耳を傾け、人間世界の物語や歴史を見守り続けてきた。そっと人の傍に寄り添う彼らの姿は、なぜか子供にしか見えない。天使ダミエルは日々人間の様子や自然の在り方を観察するにつれ、人間界に身を置きたい、そこで“生きて”みたいと考えるようになっていた。そんな時、サーカスショーにて美しく空中ブランコで舞うマリオンに出逢う。彼女が独り部屋で呟く「愛したい…」という言葉を聞き、マリオンに強く惹かれるダミエル。彼はやがて彼女への愛に生きたいと決心する。人間に恋をするという事は、天使の“死”を意味するのに…。
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