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2011年8月17日のブックマーク (3件)

  • モトローラ・モビリティがグーグルに身売りを決めるまで

    昨晩(米国時間15日早朝)に発表されたGoogleによるMotorola Mobility(以下、MMI)の買収。まさに「青天の霹靂」といっても過言ではないこの発表に至る両社の携帯関連事業の経緯を、ここで簡単におさらいしてみたい。 まず、経営打開策として会社の身売りを決めたMMIについて。 Motorolaといえば米国を代表する老舗の通信機器メーカーで、無線通信関連分野だけとっても、20世紀後半に進められた携帯通信技術の開発に携わり−−ベテラン読者のなかには、80年代に出されたレンガ大の端末をご記憶の方もいらっしゃるかもしれない。映画『ウォール・ストリート』続編で、Michael Douglas演じる主役のGordon Gekkoが刑務所を出る際に手渡されていたアレである−−そのほかにもトランシーバー(ウォーキートーキー)などを手がけてきた名門。そうした先進的な立場も手伝って、90年代(の

    モトローラ・モビリティがグーグルに身売りを決めるまで
  • グーグルのモトローラ買収 - 「グーグルは押し売りを断れなかった」説について(編集担当メモ) - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    既報の通り、グーグルGoogle)によるモトローラ(Motorola)の買収が昨晩発表され、これを受けて地元にあたる米国のニュース媒体やブログでは、実に大量の記事が書かれ、公開されている。これらのすべてに目を通すことはもちろん叶わないものの、なかには意外なところで「これは捨てておけない」という話が見つかることもある。以下はそんな話のひとつ。 ジョン・グルーバー(John Gruber)氏の「Daring Fireball」といえば、アップル関連の話題を中心に、独特の洞察などで一部に根強いファンをもつブログだが、そのグルーバー氏が、モトローラの買収に至ったグーグルの事情について興味深い推測を記している。公開情報だけを元に(関係者への直接的な取材はなしで)書かれたものなので、真相は「藪の中」ともいえるが、そういうものという前提で楽しんでいただければと思う。 問題の「Balls」というタイトル

  • MSよ、グーグルに対抗してノキアかRIMを買ってはいけない

    米国時間8月15日にGoogleが発表したMotorola Mobility買収計画を受け、多数のMicrosoftウォッチャーが、Microsoftはこれに対抗するためNokiaかResearch In Motion(RIM)を買収する必要があるとツイートしている。 わたしには、Microsoftが端末ベンダーを買収することが意味を成すとは思えない。Appleの場合は、エンドツーエンドのパイプラインを持つ戦略が奏功した。だが、Microsoftはエンドツーエンドのパイプラインを持つことを想定してモバイル事業を構築しているのではない。さらにいうなら、Googleもこの点でMicrosoftと同じだ。 どのベンダーにとっても、大企業の買収を成功させることは簡単なことではない。Microsoftも、ここ数年で買収したDangerやadECN、aQuantiveなど、消化に苦労した企業がある。そ

    MSよ、グーグルに対抗してノキアかRIMを買ってはいけない