1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:いも焼酎とやきいもは合う 「冒涜のグルメ」とは? 突然ですが、この世には「冒涜のグルメ」とでも言うべきジャンルが存在すると思うんですよね。 初めてそれを意識したのは、神田にある、創業なんと明治38年の老舗酒場「みますや」。その歴史ある名物のひとつが、牛肉と玉ねぎを牛鍋風に煮込んだ「牛煮込」なんですが、実はみますやには意外にも、ごはんものとして「カレーライス」なんてメニューもあるんです。 そこでふと、「この牛煮込み、カレーにかけたら、カレー牛じゃん」と思った。そんな牛丼屋みたいな食べかた、老舗酒場に対する冒涜だろうか……でもやってみたい! と強烈な欲望にかられて両方を注文しようとするも、みますやのカレーは、日替わりの品などとのかねあいで、
6月5日、東京都品川区五反田に、『コロナ不況女子』というデリヘルがオープンし、物議を醸している。店名通り、コロナの影響で苦しい状況に陥っている“不況女子”を“支援する”というコンセプトのようで、ホームページのトップページには膝を抱えて座り込む女性の写真とともに、こんな文言が並ぶ。 「五反田でお金に困った女の子を助けて下さる支援者様を募集します。女の子達があなたの助けを待っています。」 一見、デリヘルのホームページとはとても思えない、全体的にどんよりとしたデザイン。そして客を支援者と呼び、料金は支援料金という徹底ぶり。 さらにキャストの女性たちのプロフィール欄に進んでいくと、“不況物語”として、 <新型コロナウイルスの影響で身体の弱かった父親が他界> <残債金額800万> <無職になった上に、妹の学費を肩代わり> といった、なぜ彼女たちが苦境に陥ったのかなど、生々しいストーリーが綴られている
ゆうと🕊 @tomapierro 補足:特にイラストに関しては一瞬で目に情報として入ってしまうものですので、ワンクッションを入れるなどデリケートに扱っていただきたく思っております。発信元が表記していても、拡散先で何が起こっているか知ることはできませんので、できるならば発信元で気をつけていただけたらと思います。 ゆうと🕊 @tomapierro 自分もツイッターでネタバレを見てしまってから本誌派に移行した身ですが、単行本で楽しみたいという方、引き続きネタバレを見てしまっている方の悲痛な気持ちも良く分かるため、未だにモヤモヤしておりました。 ご理解、ご協力頂ける方が少しでも増えれば幸いです。よろしくお願い致します。
結婚するといい。 はるか昔、id:activecuteというギコのアイコンをしたそれはそれは下品なブックマーカーがおったのじゃ。いや、今もあるか、まあそれはよい。[女_羊水_即ハボ]などというタグを付けたりしておったな。 明らかなこじらせ独身男性であり、今もあのままなら間違いなくアンチフェミで星を集めるようなことをしていたじゃろうて。 しかしな、そいつも結婚を機に変わったのじゃ。相手の名前は伏せるが、そいつも割とめんどくせー空気を100文字に漂わせるフェミ系はてな女子であったんじゃ。 それからというものそいつのタグには[ねこさん][ぶたさん][うさぎさん]などなど大変愛くるしいタグに満ち溢れるようになったのじゃ。結婚は人を変える。水と油のようなペアでも、結婚してしまえばあとは混ざるのみよ。ホッホッホッ。 そういう意味でいうとな、いわゆる弱者男性に女を充てがえという一見クソミソに見える主張も
なにやら主婦の通訳がセレブバイトだったとかいう話が炎上しているようですが、実のところ、1985年に労働者派遣法ができた時に、相当程度虚構でありながら表面的に「専門業務」のポジティブリストだと言ってごまかしていた時の素材の一つが、この通訳とか秘書といったいかにも女性職っぽい専門職であったのですね。そして、表面のロジックでは専門職だから派遣でいいのだという議論の裏に、暗黙の裡に家計補助的な女性の仕事だから派遣でいいのだという隠れたロジックが潜んでいて、同じ年に男女均等法ができて女性の活躍という雰囲気がごくごくわずかながらちらりと顔を出しながら社会の大勢はなおほぼ完全に女性の役割はアシスタント役という風潮がどっぷりあるという時代の感覚の中で、何となくみんなを納得させていたわけです。 もちろん、当時も派遣の大部分は一般事務の普通のOLだったのであって、それをファイリングという職業分類表にもない専門
【追記0】 誹謗中傷と批判の違いは「事実に基づいているかどうか」で判断されるべきだと考えます。 氏を「ミソジニー(女性嫌悪)」「女性蔑視」と断言する批判は事実に基づかないもので、かつ人格を否定するものです。 b:id:nitino 氏、事実に基づいていないのにミソジニーや女性蔑視のレッテルを貼って回る行為、それも正当な批判だと言えますか? 重要なのは「それが事実かどうか」に尽きる訳ですよ。 で、反論するなら下の追記1に書いた、その理路について反論してほしいと思う。 ちなみに「〜から明らか」とか「〜以外には受け取りようがない」と主観に依拠したり、 氏のツイートにない文脈(大学の非正規職員ガーとか)を勝手に付与したりしても、それは反論の体をなさない。 (ちなみに「専業主婦」「同時通訳の仕事は安い」はオッカム氏が同時通訳の方本人から聞いた言葉です。お間違いなきよう。 https://togett
あーチェックリストの意味のなさをいつも思ってたけど、まさにこれだわ。こうしたらいいんだ。アメリカ式。 https://t.co/Vekgr7uzKN
北方謙三は、90年代以降は歴史小説家として地位を確立したが、まずは80年代半ばにハードボイルドの旗手として名を上げ、同じ頃から若者向け雑誌に於いて、読者から寄せられた人生相談や質問に答える『試みの地平線』という連載企画を開始した。 この連載は掲載誌において人気となり、その結果、北方には「二言目には『ソープに行け!』と(※太いゴシック文字で)相談者に説教する」「『バカヤロウ!』と(※太いゴシック文字で)相談者を怒鳴りつける」というステレオタイプなイメージが付き纏うことになる。今でも北方謙三に対して、そのような説教オヤジとしての印象を抱く人は存在することだろう。 これを書いている私も、若者だった当時、そういった北方謙三と読者のやり取りを、面白おかしく楽しんでいた一人である。 今でも私の記憶の片隅に残っている、相談の一つについて以下に記す。それは、二十歳そこそこの若い男性から寄せられた「何もかも
2分でだいたい分かるニュース @koto_tsumu 【速報】福永活也弁護士が敗訴。 令和3年ワ440/福永氏がTwitter投稿の発信者情報開示を求めて沖縄セルラー電話を訴えた一審判決。傍聴した裁判ウォッチャー山口三尊氏によると「原告の請求を棄却する」との事。 #この指とめよう が物議を醸す中、はあちゅう氏代理人でもある福永氏が敗れた。 twitter.com/kanebo162/stat… 2021-06-03 23:35:20 2分でだいたい分かるニュース @koto_tsumu 【速報】 100ワニ作者きくちゆうき氏+同代理人福永活也氏、敗訴。 投稿の発信者情報開示を求め倉敷CATVを訴えた一審判決。山口三尊氏の取材によると「死ぬワニとの関連以外の投稿根拠がない」「投稿が繰り返されてない」等として請求棄却。 #100日間生きたワニ #100ワニ twitter.com/kanebo
竹中平蔵氏 尾身会長の五輪発言を批判「明らかに越権」「ひどい」 拡大 慶応大学名誉教授でパソナ会長の竹中平蔵氏が6日、読売テレビで放送された「そこまで言って委員会NP」に出演。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が国会答弁で、東京五輪・パラリンピックについて「今のパンデミックの中での五輪開催は普通はない」などと発言したことを「明らかに越権」「ひどい」と批判した。 竹中氏は「こないだの座長の発言なんかひどいじゃないですか。だって分科会がオリンピックのことを決めるわけじゃないのに、明らかに越権でね」と批判。「本当にエビデンスがないと私も思いますけど、人流を止めればいいんだとか、なってるでしょ。しかし、人流を止めてロックダウンした国でも抑えられなかったんですよ」と尾身氏の言う「人流」と感染拡大に関しては「エビデンスがない」とまで言い切った。 さらに怒りは収まらない様子で「分科会が
キッチンDIVEにて酔っぱらっいが暴れた事件でネット上を中心にソーシャルジャスティスが絶賛発動中だけどいつからかこういう小競り合いにたいして発言すること自体を躊躇うようになった。 緊急事態宣言中の深夜に泥酔しマスクもせず来店、スタッフに因縁をつけ暴言を吐く。 スタッフの退勤時間を聞き出そうとし、更には殺ってやるからな!と脅迫。 終いにはスタッフに現金を投げつける暴行を働いた2名の人物を絶対に許しません。 既に警察署に被害届を提出しました。 pic.twitter.com/whGcmmrSaD — キッチンDIVE 24時間営業中 御徒町店準備中 (@divemamuru) 2021年6月1日 事件の動画を見るに暴言を吐いている人を糾弾したくなる気持ちはよくわかる。善悪で判断した時に彼の行為が悪であることは間違いない。それとは全然別の議論として動画をネット上で拡散し社会的制裁を加えることに違
Executive Summary 2021年10月に、ナオミ・ウルフのツイッターアカウントが垢バンをくらった。コロナ陰謀論とワクチン否定論の最も低級な代物をバラマキ続けたせいだが、それ以前からナオミ・ウルフはどんどんおかしくなっていた。 もともと主著『美の陰謀』でも、ルッキズムからくる拒食症による死者数を、累計を毎年の数字だと思って数百倍にしてしまっており、いい加減さは有名だった。博士論文をもとにした近著Outrages!では、その中心にあった基本概念である death recordedが、単なる形式上の記述なのを知らず本当に死刑だと思って論を構築していたことが判明し、面目が丸つぶれ。その後、5G陰謀論、コロナ陰謀論、コロナワクチン陰謀論に次々にはまっていき、もはや信用を完全に失ってしまった。 2021年6月に、ナオミ・ウルフのツイッターアカウントが停止をくらった。 いやー、ついにそこま
あの「漫画村」事件の主犯に実刑判決が出ました。 で、その判決の意味を解説しにABEMAさんの報道番組にゲストでお呼ばれ。EXITのかねちーさんりんたろーさん、柴田阿弥さん、パックンさん、安部敏樹さんの質問にぼくが答えていくスタイルです。 概要はyahooニュースさんがおまとめ↓↓↓ 記事内容でだいたいなのですが、なにせこの番組、出演者さんとの事前の打ち合わせはまったくナシ。みんなそれぞれ台本だけ読んできているだけで、その場で思ったことを質問してこっちは答えてという報道ファイトクラブなのでもうちょっと説明したかったな、とかそもそも答え方ミスったとかありました。 なのでちょっと振り返りつつ補足をできればと思います。 まずは出た判決について 「罰金や賠償金が全然少ないんじゃないの?」問題一説には犯人たちが数億円荒稼ぎしたんじゃないかという事件なので、確かに数千万円という賠償金はいかにも少なく見え
「横たわり族」が急増 若者に競争疲れ―中国 2021年06月06日20時34分 中国・北京にある地下鉄の通勤ラッシュの様子=2日(AFP時事) 【北京時事】中国で社会的な競争を避けようとする「横たわり族」と呼ばれる20、30代の若者が増えている。特徴は、物質的な欲求が乏しく、勤労や結婚、出産に積極的でないこと。共産党体制側は経済成長の阻害要因になるとみて警戒している。 官能的ランジェリー生産で大変身する中国農村部 3日付の共産党機関紙・人民日報系の環球時報英語版は、仕事上のストレス、家族のトラブル、経済的な困難を経験し、「横たわり族」になった若者を紹介した。中国では幼い頃から習い事や受験で厳しい競争にさらされる。最近では「朝9時から夜9時まで週6日働く」ことを意味する「996」と呼ばれる過酷な労働慣行が広がり、若者に徒労感がまん延している。 環球時報によると、福建省の有名不動産会社に勤務す
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