被災実態から乖離した東電の賠償 / 実損8億円に対し、わずか1600万円の和解案 / 原発20km圏内『凍天®』製造販売元 もち処木乃幡の現状 食品関連 国内唯一の『凍天®』製造販売元「もち処木乃幡」は、福島第一原発事故20km圏内による5年間の立ち退き命令で本社工場移転を余儀なくされ、その財物損害の賠償交渉を続けてきましたが、実損額のわずか1/50という「和解契約書(全部)【案】」が提示されました。原発事故以降、経営が切迫する木乃幡は、東京電力への再交渉を模索しつつ、自力での資金調達へ復活の望みをかけていきます。 2000年に製造特許を取得したオリジナル商品『凍天®(特許:第3076978号)』を主力商品に「もち処木乃幡」を展開する株式会社木乃幡(本社:福島県南相馬市 代表取締役 木幡喜久雄)(以下、木乃幡)は、福島県内に複数店舗を展開し、インターネットで全国に通信販売もしてきました。(