パソコンのデータ、そしてテレビ録画の保存に、大容量のハードディスク(以下HDD)は欠かせない。それゆえ、壊れたときのダメージも大きくなる一方だ。 昨年の10月、手持ちの外付けHDDが壊れ、修理に出したところ「ぼったくり」的な対応にあったお話と、その裏事情を、業界の方にお聞きして記事にした。(「HDDの復旧、どうしてこんなに高いの?」「HDD修理、ここにダマされるな!」) 勉強不足へのご叱正からさらなる裏事情のご説明まで、多くの反響をいただいたのだが、その中に意外なものがあった。某大手周辺機器メーカーの部長さんが、「お話を聞きたい」とわざわざ弊社を尋ねてきたのだ。「この状況をなんとかしないといけない、と思いまして」とのことで、ならばと色々情報交換をさせていただいた。 このとき、部長さんは「具体的なお話ができるようになりましたら、真っ先にご説明します」と約束して下さったのだが、今回、それが実現
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