Windows 10のWindows Updateでやってくる「更新プログラム」をまとめてみよう:山市良のうぃんどうず日記(139)(1/3 ページ) Windows 10はWindows Updateで「更新プログラム」が配布、インストールされます。更新プログラムには幾つか種類があり、それぞれに検出のされ方、インストールのされ方も異なります。筆者はその一部を「アップグレード」と呼んでいますが、Windows Updateなのにアップグレードはおかしいという意見をいただいたことも。皆さんはちゃんと更新プログラムの種類を区別できていますか。まとめてみましょう。先に言っておきますが、ややこしいです。
Windows OSでは、「更新プログラム(アップデート)」という形で脆弱(ぜいじゃく)性の解消や不具合の修正、機能の追加などが行われる。通常、毎月第2火曜日(米国時間、日本では水曜日)に、Windows Updateによる更新プログラムの配信が行われる。 Windows 10 Homeでは、自動的に更新プログラムのダウンロードと適用が行われる。一方、Windows 10 Pro/Enterpriseでは設定によって適用日などが変更できる(詳細は、Windows 10 The Latest「Windows 10の更新プログラム適用で地雷を踏まないためのWindows Update運用法」参照のこと)。 Windows 10では、いずれのバージョンにおいても、Windows Updateによってほぼ自動で更新プログラムの適用が行われるため、ユーザーが更新プログラムの適用状況をあまり意識しなく
山市良のうぃんどうず日記 半期に一度のお祭りが始まった! そしてつまずいた? 2018年10月3日の朝、いつもの定例作業としてWindows Updateを実行したら「Windows 10 バージョン1809、機能更新プログラム」がやってきました(画面1)。 画面1 筆者のノートPC(Professional)とタブレットPC(Home)には、2018年10月3日の早朝、Windows 10 バージョン1809の機能更新プログラムが早速検出され、午前中にはアップグレード完了。筆者の環境はファイル消失問題の影響を受けなかった 2018年春にリリースされたWindows 10 バージョン1803は「April 2018 Update」という名前を持ちながら、時差の関係で日本では5月1日に提供開始となりました。「October 2018 Update」という名前になったWindows 10 バー
本記事の最新版をフォーラムにて紹介しております。 記事の改訂が含まれる場合がございますので、フォーラムの情報を参照してください。 フォーラムへのリンク いつも弊社製品をご利用いただき誠にありがとうございます。 Windows プラットフォーム サポートの濵谷です。 今回はよくお問い合わせいただく、更新プログラムの適用後の手動クリーンアップによって、コマンド プロンプト上でエラー メッセージ 「 Error2 ( 指定されたファイルが見つかりません ) 」 が表示される現象をご紹介します。またそれに付随して、クリーンアップを実行すると、20 % で完了となる現象に関しましてもご紹介します。 Windows Update のクリーンアップについて Windows Update のクリーンアップを実行すると、過去にインストールされ、不要になった更新プログラムの情報が削除されます。 削除されるのは
アプリケーションや更新プログラムのインストール後、PCが正常に起動しなくなったとしても、「セーフモード」なら起動できる場合があります。しかし、原因を取り除くためにアプリケーションをアンインストールしたり、別の更新プログラムをインストールしたりしようとしても、セーフモードではそう簡単にはいきません。 山市良のうぃんどうず日記 セーフモードでインストール/アンインストールの関連サービスを許可する 本連載を開始したころ(2014年6月)に、次のような記事を書きました。「セーフモード(Safe Mode)」で起動したWindows XPやWindows 7、Windows 8.1で、更新プログラムのインストールやアンインストールを可能にする方法を説明したものです。 セーフモードでもWindows Updateしたい[その1](本連載 第7回) セーフモードでもWindows Updateしたい[そ
山市良のうぃんどうず日記 各チャネル向けリリースの「公開日」が延期日数の基準日 Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803)の「半期チャネル」向けの配布が、2018年7月10日(米国時間)に始まりました(画面1)。 誤解が多いのですが、これは“企業向けの安定版のリリース”ではありません。Windows Updateに「Windows Update for Business(WUfB)」ポリシーを利用し、「半期チャネル」を選択しているPCを対象にした配布の開始を示すものです。 Windows 10リリース情報(Windows IT Pro Center) 「半期チャネル」で更新の延期日数を指定している場合は、Windows 10リリース情報の「サービスオプションごとのWindows 10の現在のバージョン」にある、サービスオプション「Semi-Annual
(※ 2020/12/17 追記:Windows 10 ver 1809/Server 2019 からは Express はほとんど使用されなくなっています → 最近のWindows 10/Windows Serverの「累積更新」は差分ダウンロードではなくなったらしい@IT) こちらの差分(Delta)更新プログラムの提供終了(予定)の話題に関連して、「一本化」だとか、「管理者の負担軽減」とか不思議なタイトルの記事を見かけたので... Windows 10 quality updates explained & the end of delta updates https://techcommunity.microsoft.com/t5/Windows-IT-Pro-Blog/Windows-10-quality-updates-explained-amp-the-end-of-delt
続・進まないWindows Update、やっぱり止まっていなかった:山市良のうぃんどうず日記(131)(1/2 ページ) Windows Updateが動作していて、フォアグラウンドの作業が重く、しかもWindows Updateがなかなか進まない状況に遭遇したことはありませんか。画面をただ眺めているだけでは、進んでいるのか、いないのかが分からず、結局失敗して時間の無駄に終わるということも……。他にすることがなく、時間を持て余しているのなら、進んでいることが分かる詳細を追跡してはいかがでしょうか(本稿の最後に注意点というかオチがあります)。 山市良のうぃんどうず日記 なかなか進まないWindows Update、その間、君たちはどう過ごすか! 今回は、2017年6月に書いた以下の記事のアップデート版です。以下の記事では、Windows Sysinternalsの「Process Moni
If you were looking for MSDN or TechNet blogs, please know that MSDN and TechNet blog sites have been retired, and blog content has been migrated and archived here. How to use this site Archived blogs are grouped alphabetically by the initial letter of the blog name. Select the initial letter from the TOC to see the full list of the blogs. You can also type the name of the blog or the title of the
秘密のWindows Update for Businessショー:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(111)(1/3 ページ) Homeエディションを除くWindows 10では、「Windows Update for Business」が利用可能です。今回は、おそらく多くのユーザーが誤解しているであろう、Windows Update for Businessにおける品質更新プログラムの扱いを、筆者による実際の動作確認に基づいて明らかにします。 実は知られていない、品質更新プログラムの延期設定の本当の意味 「Windows Update for Business(WUfB)」は、Windows 10 バージョン1511(既にサポートは終了)から利用可能になった(Homeエディションは除く)、Windows 10の“新しい更新オプション”です。その仕様や方針は、
本日(米国時間 5/23 付け)で Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)向けに 2 回目の累積更新プログラム May 23, 2018-KB4100403 (OS Build 17134.81) が公開されました。今回の更新に Intel & Toshiba SSD 問題の修正が含まれているそうです。9:23 10:06 時点で Microsoft Update Catalog にはアップされていませんが、Windows Update では配布されています。 (追記:↓不思議ないことと書きましたが、バージョン 1703 からの仕様/方針変更に、バージョン 1709 から厳密に従っている結果のようです。) 今回の累積更新で不思議なことを体験したので再現してお伝えします。不思議なこととは、Windows 10 Pro 以上の Windows Upda
Windows Update後、Windows 10が起動しなくなる? ある朝、Windows 10が起動しなくなったら、そんな困った状況に陥ってしまったらどうすればよいのだろうか。実際、更新プログラムが適用される毎月第2水曜日には、こうしたトラブルがしばしば報告される。 筆者が自宅で使っているノートPCも、2018年5月の更新プログラム適用後、メーカーロゴが表示されたのち、画面がブラックアウトして(真っ黒になって)マウスカーソル(「待ち状態」を示す「○」状態)が表示されたままで、Windows 10が起動しなくなってしまった。原因は不明だが、更新プログラムの適用で何らかの問題が発生し、ディスクが認識されなくなってしまったようだ。
5/17 と 5/21 付け(米国時間)で Windows 10 バージョン 1607/Windows Server 2016 ~ Windows 10 バージョン 1709 向けの累積更新プログラムが出ています。(5/23 付で バージョン 1803 向け 17134.81 も出ました。→ でも WUfB の延期設定でおかしなことを確認しています ) Windows 10 release information [URL] https://www.microsoft.com/en-us/itpro/windows-10/release-information ※初出時 "Semi-Annual Channel" 扱いだったバージョン 1803 が、"Semi-Annual Channel (Targeted)" になってます(たぶん 5/18 頃に訂正入った)。 我が家と Azure 上
自著の書籍、記事、技術文書のフォローアップとか... (注:このブログは 2024 年 3 月以降更新されません。今後、予告なくサイトを閉鎖することがあります。ブログ主の引っ越し先は こちら) 今月、Windows Server 2016のWindows Updateが、いつもにも増して時間がかかるなぁと感じました。これは、Windows Update 経由での更新の話であり、Windows Server Update Services(WSUS)や Microsoft Update Catalog からの手動ダウンロードとは別の話です。 本日の Windows Update - 2018 年 5 月 9 日(実況終了)(2018/05/09) 5月のWindows Updateで気が付いたことは、4月2回目の累積更新(ビルド14393.2214)をインストールしていないWindows S
自著の書籍、記事、技術文書のフォローアップとか... (注:このブログは 2024 年 3 月以降更新されません。今後、予告なくサイトを閉鎖することがあります。ブログ主の引っ越し先は こちら) 今日は 5 月の Patch Tuesday (日本は第二火曜日の翌水曜日)。 ※今日の更新後、CredSSP の動作の既定値が変わる影響で、RDP 接続などに影響が出ることがあります。以下をご覧ください。 GW 開けの WU では RDP 接続エラーに注意(というか予告)(2018/04/25) 今日配布の更新プログラムで何か問題確認できたら更新します。今のところ、新たな Known issues in this update は追加されていないです。Windows Server 2016 の 0x800705b4 エラーに時間を取られ、まだまだ更新対象が残っていますが、一通りのバージョンを更新で
これは戦いだ! Windows 10のWindows Updateにはやられる前にや……:山市良のうぃんどうず日記(124)(1/2 ページ) 今回のネタは、Windows Updateによる更新プログラムのインストールで、仕事や帰宅の邪魔をされたくない、余暇の楽しみを邪魔されたくないという、Windows 10ユーザー向けの1つの“提案”です。少し手間が掛かりますが、今後、発生するかもしれない更新トラブルの多くを避けながら快適なPC生活を過ごすことができるかもしれません。 山市良のうぃんどうず日記] Windows 10、それはフィールドで試される かっこいい見出しで始めましたが、“過酷な現場でも何のその”という意味ではありません。文字通り、現場(ユーザー、特にコンシューマーユーザー)のPCで製品の品質テストが行われているかのようだという実態を言っています。 Windows 10の開発ス
Windows 11 では、デバイスをスムーズかつ安全に実行できるように、最新の更新プログラムを入手するタイミングと方法を決定できます。 この記事は、Windows 11 の更新プログラムの一般的な問題に関する疑問を解決し、トラブルシューティングを行うことを目的としています。 Windows 11をアクティブ化する方法や、Windows 11のインストールがアクティブ化されていることを確認する方法については、 Windows のライセンス認証 . Windows の更新プログラムのインストール時に問題が発生した場合は、 こちらから開始してください。 デバイスを最新バージョンの Windows 11 に更新できない理由はいくつかあります。 以下のヒントは、デバイスに影響を与えている問題を特定するために役立ちます。 開始する前に、デバイスが電源に接続されており、インターネットに接続されているこ
Windows 10/Office 365 ProPlusの企業向け更新管理まとめ(2018年春版)-中編-:企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(20)(1/3 ページ) 前回は、Windows 10とOffice 365 ProPlusの最新サポートポリシーを再確認し、「Semi-Annual Channel(半期チャネル)」と改称された更新チャネルの選択方法を説明しました。今回と次回は、企業で利用可能なWindows 10とOffice 365 ProPlusの更新管理の選択肢について説明します。 企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内 WindowsとOffice(C2R版)の更新プログラムの提供方法は全く別モノ [前回記事]Windows 10/Office 365 ProPlusの企業向け更新管理まとめ(2018年春版)-前編- 最新のWind
フルバックアップからのWindows 10の復元が失敗!? でもそれが最後の希望だとしたら……:山市良のうぃんどうず日記(122)(1/3 ページ) システムのフルバックアップ(システムイメージ)は、ディスクの物理的な故障はもちろん、ソフトウェアの問題でPCが不調になってしまったとき(Windows Updateの副作用など)、元の正常な状態を取り戻すことができる保険になります(新しいデータは一部失われます)。でも、そのバックアップからの復元が失敗するとしたら、もうどうしようもないのでしょうか。諦めの悪い筆者なら、もう少しあがいてみます。 山市良のうぃんどうず日記] 2018年、Windows 10はWindows Update問題連発で幕開け 2018年に入ってから、多くのWindows 10ユーザーが「Windows Updateの問題」に振り回されていると思います。2018年1月の更
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