中田亨 ( 産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター) 2005年3月7日 1. 文字の設定 変位ベクトル 質量行列 ここで、質量行列の下ごしらえ。 , 2. 無拘束時の加速度ベクトルの作成 無拘束時の加速度ベクトル:この例では、各物体の拘束条件を全て無視すれば、物体はそれぞれ自由落下するので、 3. 拘束条件の枚挙 拘束は束縛とも言う。 (1) 機構による拘束 (2) 人間の指令による拘束 例えば、 など、色々ありえる。 4. 拘束条件の行列表記 拘束条件を、無理矢理に下記の行列表記にする。 ただし、 i は拘束条件の番号、 は行ベクトル、はスカラー。も も の関数として構成すること。 例) を2回時間微分して、 各拘束条件を書き下したら、1つの行列とベクトルにまとめる。 , 拘束方程式は、 となる。念のために言うと、Aやbは定数ではなく、 という関数関係がある。 5. 運動方程
脳と現状のコンピュータは、計算モデル、アーキテクチャ、 アルゴリズムなどいろいろな観点からみて違いがあります。 はたしてコンピュータの上で脳と同じ機能は実現できるのでしょうか。 実現を難しくする要因として何が考えられるでしょうか。 ◆計算モデルの違い 計算する機械を数学的に抽象化したものを計算モデルと呼びます。 チューリングマシンは計算モデルの1つです。 チューリングマシンとは数学的に異なる計算モデルとしては、 例えば非決定性チューリングマシン、 (理想的な)アナログコンピュータ、量子チューリングマシン (量子コンピュータのモデル)があります。 これらはチューリングマシンよりも強力だったり速かったりします。 さて、「脳の計算モデル」はチューリングマシンと等価でしょうか、 それともより強力だったり速かったりするのでしょうか。 非決定性チューリングマシンは並列度が無限の計算機です。 脳は超並列
情報処理学会 音楽情報科学研究会(夏シンポ2010)イベント企画 スペシャルセッション「歌声情報処理最前線!」 2010年7月28日(水)13:25-18:00 つくばグランドホテル 2010/07/28に開催された「歌声情報処理最前線!」を多くの方々にご覧頂き、ありがとうございました! 120名の会場でしたが、ほぼ満員でした。 ライブ動画中継も、ニコニコ生放送で4392名、ustreamで181名の方々にご覧頂けたとのことです。 「歌声情報処理最前線!」の論文、スライド(講演資料)、動画へのリンクは、下記に順次掲載していきます。 (最終更新: 2010/08/23 22:00) ■ 論文、スライド(講演資料)、関連情報 後藤 真孝: "スペシャルセッション「歌声情報処理最前線!」について" スライド 大浦 圭一郎, 間瀬 絢美, 山田 知彦, 徳田 恵一, 後藤 真孝: "Sinsy:
Fail-Safe C は、メモリ安全性を保証する ANSI C 言語のフルスペックの実装です。 ANSI C 言語の仕様で定められた全てのメモリ操作(キャストや共用体を含む)に対し その安全性を保証し、全ての危険なメモリアクセスを事前に検知し防止します。 Fail-Safe C では、コンパイル時や実行時の様々な最適化手法を組み合わせる ことで、実行時検査のオーバーヘッドの削減を行っています。このコンパイラ を用いることでプログラマは、既存のプログラムを大幅に書き換えたり別の言 語に移植したりすることなく、そのままプログラムを安全に実行することがで きます。 詳細については次の文献もごらん下さい。 Yutaka Oiwa. Implementation of the Memory-safe Full ANSI-C Compiler. ACM SIGPLAN Conference on P
ヒューマンエラー学 ヒューマンエラーは、なぜ起こる?どう防ぐ? 産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター研究員 中田 亨 toru-nakata@aist.go.jp 2006年12月8日更新 (2005年5月27日書き始め) おみやげ (1)このページをダイジェストにしたパワーポイント (2)ダイジェスト版「ヒューマンエラー抑止 医療版テキスト」(PDF) (3)ダイジェスト版 安全化技術の展望(PDF) ヒューマンエラーとは? ヒューマンエラーとは、人間の過誤(ミス)のことです。人為ミスとも呼ばれます。不本意な結果を生み出す行為や、不本意な結果を防ぐことに失敗することです。 特に、安全工学や人間工学では、事故原因となる作業員やユーザの過失を指します。 下手や無駄だけど事故にならない操作や、機械設計者の設計ミス(=操作者以外の人的過誤)は、普通はヒューマンエラーには含めませ
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