ブックマーク / blog.goo.ne.jp/denmipapa (5)

  • 美しいウソの時代は、もう終わったんだね - クリエイティブビジネス論!~焼け跡に光を灯そう~

    元コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 今日は広告の話であり、この終末が終わったら何がどうなるんだろう、の続きでもある話を書くよ。 たまたま、少し前に録画した番組を見た。見て気づいたのだけど、地震前、つまり3月11日より前の番組だった。そうしたらね・・・CMがたっくさん流れたんだ。もちろん、ACじゃないやつ。 なつかしかったなー!ああ、こんなに明るかったんだ、世の中って!ほんの数週間前の、この国のコマーシャルなのに、遠い昔の、別の国のもののように思えた。 こういう明るい広告の時代に、ぼくたちは戻れるんだろうか。・・・うん、そうだね、ぼくたちはもう、わかってる。もうあそこには戻れないんだよね・・・ そもそも広告は、ここ数年間変わりはじめていた。大げさに言うと広告はもう広告じゃなくなろうとしていた。それがこの誰も想像しな

    美しいウソの時代は、もう終わったんだね - クリエイティブビジネス論!~焼け跡に光を灯そう~
  • 邦画興行のびみょーな10年~日本映画産業論その10~ - クリエイティブビジネス論!~焼け跡に光を灯そう~

    元コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 前回の"映画興行10年グラフ”を見つつ、あるいは日映画製作者連盟のデータを参照しつつ、興行から見た日映画の基礎情報を書いていこう。 まず昨日の"ひま人"さんのコメントでもあったように、2009年の10億円以上の34のほとんどが東宝配給。東宝以外は12だけ。2/3が東宝だってわけ。かなりの”寡占"状態だと言える。 コメントでも書いたように、これははっきり言ってこの15年間ぐらいの経営努力の差が出た。東宝には戦略があったのに対し、東映と松竹にはなかった。戦略に差があったのではなく、戦略があった1社と戦略がなかった2社ということ。実際、20年30年前のヒット作リストを見てもらうと、東宝・東映・松竹に大きな差があったわけではないのがわかる。 もともと東宝の映画館は繁華街のいい場

    邦画興行のびみょーな10年~日本映画産業論その10~ - クリエイティブビジネス論!~焼け跡に光を灯そう~
  • 2009年興行のびみょーな結果~日本映画産業論その9~ - クリエイティブビジネス論!~焼け跡に光を灯そう~

    元コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! はい、またグラフを作ったよ。あ、これは解説しないとわからないか。 その前にまず、このサイトを見てみよう。日映画製作者連盟という団体が毎年1月末に、前の年の興行データを発表しているんだ。ほおほお、ふむふむ。そうか、去年の日国内の映画興行収入は2060億円だったのか、前年比105.7%か、すごいじゃない!てなことがわかる。そのうち邦画は56.9%で1173億円か。 ・・・でもここだけ見ても、2009年がどういう年だったのか、いまいちピンと来ないでしょ?そこで、こっちのページも見た方がいい。一番下に、2000年代のデータがあるよね?すると、邦画1173億円の興行収入の意味がわかってくる。これまででいちばん邦画の興行収入が高かったんだ!しかも2000年は543億円だから、この10年

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    Nao_u
    Nao_u 2010/02/03
  • 『アバター』を産める国の強さ~日本映画産業論その4~ - クリエイティブビジネス論!~焼け跡に光を灯そう~

    ネタの多くは日産? (まる3) 2010-01-09 23:47:02 「アバター」3Dで見てきました。帰宅してからも余韻に浸っております。 ただ、見ている途中ですでに感じた事ですが、ご指摘の「ポカホンタス」の他にも… ・アバターとの同期は、まるでエヴァンゲリオン ・パンドラの森は、ナウシカの腐海 ・ハレルヤマウンテンは、ラピュタ ・森の精霊(クラゲみたいなの)は、もののけ姫のこだま ・ダブルローターのヘリは、帰ってきたウルトラマンのマットジャイロ ・乗り込み型のロボットは、マトリックスやパトレイバー。ナイフを使うところはまさにエヴァンゲリオン たぶん他にもたくさんの、これまでの映画で見た様な場面が盛り込まれていることでしょう。「スターウォーズ」が黒沢明の「隠し砦の三悪人」の例をあげるまでもなく、 『日の発想、着想力は世界に誇れる』 のです。それをビジュアル化するリソースがない。まこと

    『アバター』を産める国の強さ~日本映画産業論その4~ - クリエイティブビジネス論!~焼け跡に光を灯そう~
    Nao_u
    Nao_u 2010/01/18
    「だから作り手に収益が還元され、それを元手に次回作への投資ができる。開発もできる。」「日本のクリエイターは残念なことに、産業じゃない、メーカーじゃない。だから投資できない。開発しない。」
  • 再生のギョーカイその2+α~90年代テレビ隆盛の理由~ - クリエイティブビジネス論!~焼け跡に光を灯そう~

    元コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 前にも書いたように、80年代はテレビ広告費と新聞広告費は差が少なく、足並みを揃えて成長してきた。それが90年代、バブル崩壊後に変わってきた。どちらも落ち込んだけど、新聞広告費はガクンと落ち込んだ。その後も90年を上回ることはなかった。一方テレビ広告費は少し下がったあと90年代後半から急激に上がりはじめ、2000年まで成長した。 ご要望にお応えして、その理由を分析してみようじゃないか。 まず新聞の側。これはやはり、新聞のメディアとしての問題が露呈してきたことが大きいだろう。"若い人が新聞を読まなくなってきた"。80年代から言われてきたことが、顕在化してきたのではないか。広告はどうしても消費性向が強い若い世代に向けたがる。とくに購買力が旺盛だといわれるF1層(女性・20~35才)へ

    再生のギョーカイその2+α~90年代テレビ隆盛の理由~ - クリエイティブビジネス論!~焼け跡に光を灯そう~
    Nao_u
    Nao_u 2009/10/13
    「生活者自身に届けることが目的でない広告なんて、おかしいんだもん。そんなことのために億単位のお金が使われてたなんて、いまでは考えられないことかもしれないね・・・」
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