iPhoneの衝撃、日本はアップルやグーグルに飲み込まれる 2008年6月20日 IT トラックバック (2) (これまでの 木暮祐一の「ケータイ開国論」はこちら) 6月9日、米アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏の講演で衝撃を受けた人も多いだろう。iPhone 3Gが予想よりもはるかに早く、7月11日には入手できる・・・、いやいや、そんなことを喜んだのではない。iPhoneの日本正式発売ももちろん喜ばしいことなのだが、それよりもiPhoneをプラットフォームとしたコンテンツ流通をアップルが手がけていくということの重大さに顔色を変えた人が多かったのではなかろうか。 ケータイ上でコンテンツやアプリケーションを購入するという使い方は、すでに日本では一般的だ。1999年、iモードのサービス開始と共に、コンテンツプロバイダーがコンテンツを提供し、通信キャリアが情報料の回収代行をする仕組みが作られ
地上デジタル放送(地デジ)などの録画機向けの新しい著作権保護ルール「ダビング10」の早期実施が固まった。6月19日に行われた総務省「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」(デジコン委,情報通信審議会の下部組織)の第40回会合にて,「関係者の合意」が得られた。地上デジタル放送推進協会(Dpa)技術委員会委員長であるフジテレビの関祥行委員は開始時期について「7月4日をめどに調整したい」とした。 (合意に至る経緯は,関連記事:謎解き「Blu-ray課金」,目的は「ダビング10」と「iPod課金」の分離で解説しています。) コンテンツ新時代――ダビング10の騒乱の先に この記事を英語で読む
つい先日、興味深い話を聞いた。ある大学の授業で「デジタル・コンテンツ・ビジネス」というテーマで小論文を宿題として書かせたところ、同じような内容の小論文ばかりが集まったという。その原因を調べたところ、「デジタル コンテンツ ビジネス」のキーワードでググると上位に来る私の過去のエントリーの内容がほぼ丸写しにされていたという。 日本の学生の勉強に対する態度なんてそんなものなのかも知れないが(それはそれで憂うべき話だがその話は別の機会に)、少し心配になるのがどんな気持ちでその手の「コピペ」をしているのか、という点である。確信犯的に「徹底的に手を抜きたいからコピペしているだけ」ならまだ許せる。私が問題視するのは「自分で考える前にまずググる」習慣であり、「ググれば答えが見つかるにちがいない」という錯覚である。 暗黒時代とも呼ばれる中世ヨーロッパで科学の進歩があんなにも長い間低迷した原因の一つは、あの時
甘利明経産相と渡海紀三朗文科相は,2008年6月17日に行われた定例記者会見で,経済産業省と文化庁が,Blu-ray Disc録画機とその媒体を私的録音録画補償金制度の対象機器にする「Bul-ray課金」に合意したと,それぞれ明らかにしました(Tech-On!関連記事1)。 甘利経産相や渡海紀三朗文科相は17日の会見の中で,この措置が6月2日の運用開始予定が延期となり,宙に浮いた形になっている地デジ録画機向けの新しい著作権保護ルール「ダビング10」の早期実施に向けたものだと明らかにしています。例えば甘利経産相は,「この合意がダビング10の早期実施に向けた環境整備の一助となることを期待する」と述べ,8月の開幕が迫った北京五輪までの実施を示唆しました。 新聞報道などによると,増田寛也総務相も17日に訪問先のソウルで記者団に,ダビング10を北京五輪の開幕までに実施するために,「6月中にできるだけ
携帯の音楽プレーヤー機能は利用するが、通信業者のダウンロードサービスはあまり活用していない――オンライン携帯販売の米LetsTalkが3月22日、マルチメディア携帯電話のユーザー400人を対象とした調査報告を発表した。 報告によると、マルチメディア携帯所有者の63%が、携帯電話で音楽を聴いたことがあると回答。50%以上が20曲以上の楽曲をダウンロードしており、4曲以上をダウンロードした人は89%に上る。多くの人が音楽プレーヤー機能を活用する一方、通信業者が提供するサービスを利用して、楽曲を直接携帯電話にダウンロードした人は14%にとどまった。67%は、CDやインターネットからPCにダウンロードした曲を、携帯電話で聴いているという。 また、米Appleが発表した「iPhone」への興味についても調査。iPhoneを「買うつもり」とした人は回答者の18%で、「買わない」は52%。「まだ分からな
9月6日に発表された新しいiPodシリーズ。中でも「iPhone」と同じマルチタッチに対応したインターフェースを採用した「iPod touch」が話題です。Wi-Fi機能の搭載により、MacやPCに接続しなくても曲の購入ができ、さらにネットサーフィンやYouTubeの動画視聴もできます。 残念ながら発表直後に不具合が発見され、一刻も早いソフトウェアアップデートが望まれるところですが、このiPod touchの発売により、携帯型デジタル音楽プレーヤー市場を席巻するiPodは、年末商戦でもその人気をより確固たるものにするのでしょうか? そこで今回は、iPodに関する4つの質問についてアンケート調査を実施しました。まず、iPodの新モデル発売に際して、消費者がどれほど関心をもっているか質問しました。 ●先日iPodの新モデルが発表されました。既存ラインアップのリニューアルに加え、タッチスクリーン
米Apple Inc.の携帯電話機「iPhone」の購入予定がない人は91.0%——。調査会社アイシェアが行った意識調査で,こんな結果が出た(発表資料)。この調査は,ソフトバンクモバイルによるiPhoneの国内発売の発表を受けてのもの(Tech-On!の関連記事1,同2,同3)。同社は,20代~40代を中心とするインターネット・ユーザーにiPhoneの購入意向などに関するインターネット調査を行い,402人から回答を得た。調査期間は端末価格が公表される前の2008年6月5~6日。回答者が契約する携帯電話機の通信事業者は,NTTドコモが39.8%,auが26.9%,ソフトバンクモバイルが22.9%,イーモバイルやウィルコムなどのその他の事業者が6.5%である。 iPhoneを購入する予定があるかたずねたところ,「購入する予定」とした人は8.9%の36人だった。このうちの半数近くが,ソフトバンク
リサーチ 2008年06月16日 11:30 <意識調査>携帯電話の電池交換に関する意識調査 ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。 iPhoneにない“電池交換機能”に高いニーズ。「外せたほうがいい」8割 欧米で人気の米Apple社製携帯電話「iPhone(アイフォーン)」が、日本ではソフトバンクから7月11日に発売されることが発表された。実質負担が2~3万円の予定と、意外なほどの値頃感が話題となっている昨今だが、日本の携帯電話との機能面の差も、とかく話題にのぼっている。ワンセグやおサイフケータイ、バーコード読み取りなど、日本では当たり前の機能に加え、電池交換機能もないとされるiPhone。人々はどう思っているのだろうか? 20代から40代を中心とするネットユーザーに聞
iPhone登場で機種変・購入検討に前向き 7割 オンラインリサーチを手がける株式会社アイシェアは、自社携帯対応の無料メール転送サービス会員を対象とした「iPhone」に関する意識調査結果を発表。 iPhone国内発売への期待。キャリア予想で「ソフトバンクモバイル」が一位 <調査のポイント> iPhone国内キャリア予想。1位 ソフトバンク 2位 au 3位 ドコモ 追加して欲しい機能「ワンセグ(44.6%)」「高速通信(37.1%)」「GPS(36.2%)」 利用中キャリアでの発売なら購入 検討は71.8%(様子見 40.2% 価格検討 22.0% 是非9.6%) ”iPhone“を超える端末に期待・・・1位「ソニー」2位「シャープ」 SoftBank携帯利用者では「シャープ」が一位に。 回答者利用キャリア分布 DoCoMo 28.1% au 28.3% SoftBank 24.8% W
ゲームストリーミングソフト「StreamMyGame」がEee PCに対応 ~Eee PCでCrysisなど最新ゲームが動作 6月17日 発表 StreamMyGameは17日、同名のゲームストリーミングサービスがEee PCなど各社のミニノート/UMPCに対応したと発表した。 このサービスは、ホストPCにインストールされたゲームをネットワーク越しにストリーミングでクライアントPCに配信し、プレイ可能にするもの。リモートデスクトップ同様、実際にゲームが起動するのはホスト側で、クライアントはその画面データだけをストリーミングで受け取り、ホストにはマウスやキーボード操作の情報を返信する。そのため、クライアントは強力なGPUや、最新のDirectXなどが一切不要であり、実際クライアントソフトはLinux版も用意される。 今回、Eee PCに代表されるミニノート/UMPCでの互換性リストが公開され
ロボットベンチャー4社が、家庭用ロボットの市場拡大に向け手を組んだ。未来的なイメージのある家庭用ロボットも、いまではかなり身近な存在になっており、価格も下がってきている。4社の商品を写真で紹介する。 こちらはヴイストン製の「ブラックオックス」。鉄人28号のライバルだ。大きさは高さ44cm×幅34cm×奥行き13cm。完成モデルのみの販売となる予定だが、価格や発売時期は明らかにしていない。 ロボットベンチャー4社が、家庭用ロボットの市場拡大に向け手を組んだ。未来的なイメージのある家庭用ロボットも、いまではかなり身近な存在になっており、価格も下がってきている。4社の商品を写真で紹介する。 こちらはヴイストン製の「ブラックオックス」。鉄人28号のライバルだ。大きさは高さ44cm×幅34cm×奥行き13cm。完成モデルのみの販売となる予定だが、価格や発売時期は明らかにしていない。
任天堂の次世代ゲーム機「Wii」、ソニーの「PS3」、マイクロソフトの「Xbox360」の累計販売台数を世界の地域別で比較してみました。 全世界的に販売台数を伸ばしているWiiとは対照的に、PS3とXbox360は地域によって大きく販売台数が異なるなど、とても興味深い結果となっています。 詳細は以下の通り。 まず世界的な累計販売台数はこんな感じ。1位のWiiが2800万台、2位のXbox360が約1900万台、3位のPS3が1400万台弱です。 VGChartz.com | Hardware Comparison Charts ALL 続いてアメリカ。1位のWiiが1200万台超、2位のXbox360は1200万台弱、3位のPS3は500万台弱となっています。Xbox360の独壇場だったところをWiiが巻き返している反面、PS3が大幅に苦戦。 VGChartz.com | Hardware
夏のボーナス商戦前に早くもテレビ/レコーダーの北京オリンピック需要が立ち上がる,ダビング10延期の影響はなし BCNランキングから BCNは2008年6月18日,大手家電販売店のPOSデータを集計したBCNランキングから見た薄型テレビとDVD・HDDレコーダーの市場動向を発表した。夏のボーナス商戦が始まる前の6月前半の段階で,テレビ/レコーダーともに前年比で大きな伸びを見せており,北京オリンピック需要が順調に立ち上がっていることが分かった。 同ランキングは,全国26社,約2350店舗のPOSデータを集計したもの。例年はデジタル家電/パソコン関連の全体の販売金額は,4月から6月にかけて下降するという。ところが2008年は4月から6月にかけて上昇し,6月前半(1~15日)の販売金額は前年同期比105.1%だった。けん引したのが,北京オリンピック需要だと考えられる薄型テレビとDVD・HDDレコー
Ustreamで事件という物を配信してみて。 これは今まで行われなかったことなのでいろいろ記事にされたり。多数のコメント、ブックマークコメント、リンクを頂きました。みなさんの記事、コメントはほぼ読ませていただいております。その際に思ったこととかつらつらと。 ・Ustreamについて。 仕組み知ってる人がほとんど居ない。または調べていない。一般的には知られていないところが大きいと思いますが、どのようなサービスであるか、使われ方をしているかをまったく調べず騒いでいる人が多かった。 簡単には説明してくださった方がいましたが簡単だったため理解したつもりになってる人が多いようですね。 私が知っている限りでのUstreamについて言うと 1、カメラ、パソコンを接続しインターネットに繋ぐことでブラウザからカメラの情報を配信することができる。 2、配信はユーザー登録をする必要があり、配信の設定を細かく
Firefox3がリリースされた。白状するが、Firefox2までは「こんなクソ遅いブラウザ使うとか、どんな罰ゲームだよ。m9(^Д^)プギャー」と思っていた。ところが今度の奴は、前バージョンとは比べ物にならない位良くなっている。 特にメモリー消費に関しては大幅に改善されている。以前はタブを30枚も開くと使い物にならなかったが、100枚開いてもサクサク動き、Operaと真っ向勝負できるまでに改良されている。もう「Firefoxの○○を劇的に××する方法」なんていうGIGAZINEあたりのトンデモメソッドなんて必要ない。 しかし、そのままでは何も出来ないのは相変わらずで、Operaと同等の機能を実現するには多くのアドオンを入れなければならない。 今回は筋金入りのOperaユーザーでもFirefox3を使えるようにするアドオンを探し、手加減無し*1で使ってみた。 注意 新バージョンがリリー
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