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ブックマーク / ilya0320.blog14.fc2.com (10)

  • マンガ☆ライフ |『劇場版アイドルマスター』のライブパートについての雑感

    『ドキドキプリキュア』が後半の落ち着かない感じはともかく、まとめ方としては見事なもので「ジコチューと愛は表裏一体」を「ジコチューから人間に戻る」「愛の化身であるプリキュアもプシュケーがジコチューと化す」という描写をちゃんとやることで表裏一体さ加減の表現は出来ていたので全体としてはよかったんじゃないだろうか。4クールアニメって中だるみしやすい部分がなくもないのだが、今回に関しては上手いことやった印象のほうが強い。 そして今週からは『ハピネスチャージプリキュア』が放送開始だったわけだけど、内容はさておき3DCGを用いたエンディングについてざっと書いておくことにする。 前回の『ドキプリ』の特徴としては新たにMIKIKOが振付師になったことでその振付自体もアイドル的な方向へシフトした事、インカムマイクが表現されるようになったことなどがあげられる。それにより『ドキプリ』のエンディングは「MIKIKO

    マンガ☆ライフ |『劇場版アイドルマスター』のライブパートについての雑感
  • マンガ☆ライフ |『WHITE ALBUM2』と音楽へのこだわりについて

    『キルラキル』を一話の段階では話題にしていたのに二話以降まるで話題にしなくなったのは、「特に書きたいと思うことがない」というだけなんだが、最新話を見ても当に特に書くことがないアニメだなぁ。 この「書く事の無さ」というのはつまり元ネタ探しがどうとかいう事をやらない俺にとっては一の作品として見た場合に楽しめることは楽しめるけど、心に引っかかってないという話で、構成としての歪さとか荒唐無稽さとか好みっちゃ好みだけど「結果的に歪になった作品」と「最初から歪な作品」とでは前者の方がより愛することが出来るってのは常に思う。 『ガンダムAGE』とか結果的にいびつになった作品だけど、好きか嫌いかで言えばやっぱり好きだし、『ヴァルヴレイヴ』も一期の頃から「いびつな作品ではあるけど、そのいびつさが盛り上がれる部分を生み出している」と思っていただけに、ここ最近の歪ながらも盛り上がってる部分はやっぱり面白いわ

  • マンガ☆ライフ |3年目の『未来福音』について

    劇場版『空の境界』シリーズの最新作である『未来福音』をようやく見たのだが、やっぱりufotable特有の凝りまくったレイアウトと構図作りは奈須きのこの描く世界観は噛み合っているなぁ。 この『未来福音』は同人誌として頒布されたものがベースになっていて、冒頭に武内崇が同人誌用に書き下ろした漫画のアニメ化作品と未来福音編のアニメ化作品の二立てという構成になっている。 漫画部分のアニメに関しては劇場版空の境界シリーズでは第一章に当たる俯瞰風景を担当したあおきえいが、『未来福音』編を『Fate/Zero』などのキャラクターデザインや作画監督を担当した須藤友徳がそれぞれ担当している。須藤友徳は俺の記憶が確かならばおそらく初監督になるはずで、ベテランの短編と新人の長編を一度に楽しめると思えばなかなか面白い構成だと思う。どちらも原作は相当読み込んでいるように感じられたし、二並べた時にどちらかが浮い

  • マンガ☆ライフ |『μ's 3rd Anniversary LoveLive』を見てきたという話

    『μ's 3rd Anniversary LoveLive』に行ってきた。 ライブには外れたがライブビューイングの決定によりライブビューイングでの鑑賞ということになったわけなのだが、素晴らしいな今回のライブ。今までで一番面白かったんじゃないだろうかと思うのだわ。 『ラブライブ』のライブの何が素晴らしいかといえば、あくまで「μ'sのライブである」という体裁でライブをやっているということであり、出演者こそ全員μ's9人の声優のわけなのだが、要所要所でキャラクターの名前で呼び合ったり、MCとしてもそこを前提にしたトークになっていることなど、「声優ユニット・μ's」ではなく「スクールアイドルユニット・μ's」としてステージに立っていて、だからこそ「μ'sが踊れるもの」はレッスンを積み重ねて踊れるようになるという全力のパフォーマンスが成立すると思うのである。 そうした全力のパフォーマンスという奴で「

  • マンガ☆ライフ |今までの『アイカツ』とこれからの『アイカツ』について

    ここ最近の『アイカツ』が行なっていたトライスター編があまりにも素晴らしかったので、HDDに眠っていた1話から最新話まで見返してみたのだが、やっぱり面白いなぁ『アイカツ』。 この一年ぐらいでアイドルなどのショービズ業界を題材とした作品で最高傑作は『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』だと思っているけれど、『アイカツ』はそこに匹敵する、というか毎週の面白さという観点では『アイカツ』の出来というものは毎週かなり高い水準でまとまっているし、キッズアニメがよくやる道徳的・倫理的な、言ってしまえば綺麗事的なメッセージというものもきちんとアイドルアニメのフィルタを通したメッセージに変換している。 その観点で言えば『アイカツ』は間違い無く傑作級の出来なのだが、今回のトライスター編の落としどころとして「アイドルとしてオーディションに勝つことも大事だが、人を楽しませることはもっと大事」というかえで、そし

  • マンガ☆ライフ |『アイカツ』と仕事に対するストイックさとアイドルアニメの相性について

    4月にスタートしたアニメもそろそろ話に一区切りをつけようとしている中、ここ最近は『アイカツ』が無茶苦茶面白くて毎週楽しみにしている。はっきり言って俺は今期で一番面白いんじゃないかとすら思っていたりする。 『アイカツ』の面白さというものを考えていくと、これはもう「アイドルになろうという子供」という存在を通じて、社会人を主人公にしたような作劇をしているということにあると思っていて、芸能界という業界に飛び込んでいく女の子を通じて「仕事の中で自分が何をして行きたいか」という仕事を通じた自己実現みたいな話をやっているところが無茶苦茶面白いのだ。 そもそもなぜ芸能界が描くと社会人を主人公にした物語のような話になるかというと、これは芸能界というものが大人が構築した大人のための世界だからで、そういう大人の世界である芸能界に存在しているアイドル=子供というのはどうやったって「大人と一緒に仕事していく」という

  • マンガ☆ライフ |俺がアニメ版アイドルマスターをアイドルアニメとして見れない理由について

    ふと思うところがあったのでアニメ版『アイドルマスター』ことアニマスを何回か見直していたんだけど、俺はやっぱりアニマスをアイドルアニメとしては全く見れなかったし、この子達がアイドルとして演出されているように見えなかった。 当時から「アイドルアニメなのに、アイドルに全く見えない」という事には違和感を覚えながらも、まあ出来は良かったので褒めてはいたんだけど、改めて見直した結果、このアニマスという作品は「ショービズ業界に身をおくもの=プロとしての自覚と覚悟」が一切描かれていないから、アイドルアニメとして見れないのではないかという結論に至った。 アイドル業界というものがショービジネスの世界であるということについて異論を挟む人はいないと思うのだが、このショービジネスの世界というのは人を集められるのかということが重要だ。そして「人を集められるかどうか」ということと「技術的な凄さ」というものはあんまり関係

  • マンガ☆ライフ |『ゼノグラシア』と無条件に貶される風潮について

    アイドルマスターゼノグラシア』を貶すことは様式美的なギャグであり、『ゼノグラシア』は誰もが無条件にけなしていいと考えている人達がいるのだが、そういう人達が『ゼノグラシア』を貶したり、駄作であることを前提としたギャグとして用いる度に俺のような気でゼノグラシアが好きな一部のファンが迷惑を被るという構図は当にどうにかならないものか。 いや貶したくなる側の人間の心境は良く理解できる。 俺もアーケードで稼働していた頃からのファンであり「アイドルマスターがアニメ化!」と聞いて喜んだ一人だから。蓋を開けてみれば声優は全部変わってるし、設定も変わってるし、そもそもロボット物でSFだしで「アイドルマスターらしい要素」というのは名前ぐらいのもので、そもそも「アイドルマスター」という言葉の意味するところも大きく変わっていた。 そういう「自分が好きなアイドルマスターがアニメ化すると思ったら、首だけすげ替える

  • マンガ☆ライフ |拡散性ミリオンアーサーに限界を感じるというお話

    前にも一度書いたけど、スクウェア・エニックスの『拡散性ミリオンアーサー』がそろそろ限界なんじゃないかなーと感じつつある。これは俺の個人的な感情ではあるけど、正直投資額もペイできないんじゃないかなー。 ソーシャルゲームはそれなりに数をプレイしているんだけど、拡散性ミリオンアーサーには他のソーシャルゲームと比べると音楽やシナリオはあるし、おまけに声もある。「今までのソシャゲをよりゲーム側に近づけたソーシャルゲーム」という印象を個人的には感じるし、売りにしているシナリオも鎌池和馬だけあって、「いつもの鎌池和馬」ではあるんだけどつまらなくはない。別に面白くもないけど、ゲームのシナリオとしてはそれなりに整合性がとれているからストレスには感じない。 じゃあ何がダメかというと、「通常の作業がすぐに行き詰まること」と「ストーリーがあるのに、そのストーリーが一ヶ月ぐらいやれば読み終わってしまい、追加シナリオ

  • マンガ☆ライフ |「制作会社が○○だから嫌だ」と言うのはやめようぜ!と言う話

    keyの『リトルバスターズ』がアニメ化らしい。 製作はJ.C.STAFFで、『キルミーベイベー』や『初恋限定。』の山川吉樹氏を監督に、シリーズ構成には『ジュエルペットてぃんくる』『ななついろ★ドロップス』の島田満氏、キャラクターデザインは『うみものがたり』や『オオカミさん』の飯塚晴子氏と、なかなか豪華なスタッフで個人的にはかなり期待できる人達を集めたなーという印象。 その辺のスタッフについての話はTwitterで既にしていて、Togetterでまとめておいたのでそちらを見ていただけると手っ取り早いと思う。 Togetter - リトルバスターズアニメ化についての話 で、今日するのは上のまとめでも触れた「J.C.STAFFだから」と言う理由でお通夜ムードを演出している人達のお話。 最近「J.C.STAFFだから」と言う理由で一話もまだ始まってないのに、叩いている人がとかく多い印象がある。 今

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