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ブックマーク / obiekt.seesaa.net (27)

  • ムスダン対応イージス艦配置と2012年展開時の比較

    北朝鮮が日海側に中距離弾道ミサイル「ムスダン」を準備して威嚇を繰り返している中、日米韓でイージス艦を2隻ずつ出して合計6隻が警戒の為に展開していましたが、8日に横須賀港からアメリカ海軍第7艦隊のイージス巡洋艦「シャイロ―」が出港し、9日に韓国海軍も1隻追加し保有するイージス艦3隻を全て投入。この海域で弾道ミサイル対応で展開しているイージス艦は日×2隻、アメリカ×3隻、韓国×3隻で合計8隻になっています。 日「こんごう」「きりしま」 米国「ジョン・S・マケイン」「ディケーター」「シャイロ―」 韓国「世宗大王」「栗谷李珥」「西厓柳成龍」 この配置図は弾道ミサイル警戒任務に就いたイージス艦のみ示しています。なお韓国海軍のイージス艦は大気圏外迎撃ミサイルSM-3を搭載していません。参考までに去年の4月と12月に行われた銀河3号(テポドン2改造)打ち上げの際の日米韓のイージス艦配備状況と比較し

    ムスダン対応イージス艦配置と2012年展開時の比較
  • 中国海軍フリゲート火器管制レーダー照射事件

    中国海軍艦艇の動向について - 防衛省(平成25年2月5日) 1月30日(水)午前10時頃、東シナ海において、中国海軍ジャンウェイⅡ級フリゲート1隻から、海上自衛隊第7護衛隊「ゆうだち」(佐世保)が、火器管制レーダーを照射された。 なお、1月19日(土)午後5時頃、東シナ海において、中国海軍ジャンカイⅠ級フリゲート1隻から、海上自衛隊第6護衛隊「おおなみ」(横須賀)搭載ヘリコプターに対する火器管制レーダーの照射が疑われる事案が発生している。 http://www.mod.go.jp/j/press/news/2013/02/05b.html 海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」に火器管制レーダーを照射したのは中国海軍ジャンウェイⅡ級(053H3型)フリゲート「連雲港(リェンユンガン)」、また護衛艦「おおなみ」搭載ヘリコプターへ火器管制レーダーを照射したのはジャンカイⅠ級(054型)フリゲート「

    中国海軍フリゲート火器管制レーダー照射事件
  • F-35戦闘機の電子光学分散開口システム「AN/AAQ-37 EO DAS」

    F-35が実用戦闘機として世界で初めて装備する事になる光学センサーが「AN/AAQ-37 EO DAS」です。電子光学分散開口システム(Electro Optical Distributed Aperture System, EO DAS)と呼ばれる非常に革新的なシステムで、機体に6台の赤外線カメラを固定式に装着し、各カメラが捉えた映像を合成処理して継ぎ目を無くして一つの映像として統合、全球状の視界を得られます。つまりF-35戦闘機には光学的な死角が存在しません。 開発元のノースロップ・グラマン社が「AN/AAQ-37 EO DAS」のYoutube動画の日語解説版を新しくUPしたのでご覧ください。英語版は以前からありましたが、2/1に日語版と韓国語版が追加されました。 F-35 統合打撃戦闘機(JSF)分散開口システム(DAS) AN/AAQ-37の画像はHMDヘルメットのバイザーに

    F-35戦闘機の電子光学分散開口システム「AN/AAQ-37 EO DAS」
  • 朝日新聞が小野寺防衛大臣の発言を捏造、「信号射撃で警告」の事実無し

    朝日新聞はなぜ戦争を煽るような真似をしたのでしょうか? 領空侵犯に信号射撃 対中国で防衛相方針 - 朝日新聞 この朝日新聞記事は当初タイトルが「防衛相『領空侵犯、信号弾で警告』中国メディア質問に」 でした。しかし正しくは信号弾ではなく「曳光弾による信号射撃」、つまり一般的に言う警告射撃であったのでこれは差し替えているようです。曳光弾は機関砲弾の弾道を確認する為に実弾の底部に曳光剤を入れたもので、攻撃用の弾種であり信号用の弾ではありません。光って目立つので信号警告にも使えるというだけです。ただ、これは小さな問題です。そんな事よりも大きな問題は、そもそも小野寺防衛大臣は射撃による警告などとは一言も述べていなかったのです。 防衛省 - 大臣会見概要 平成25年1月15日(11時10分~11時21分) Q:つまり、中国の飛行機が日のいわゆる領空に入ってきた場合、この警告射撃ということは、ありうる

    朝日新聞が小野寺防衛大臣の発言を捏造、「信号射撃で警告」の事実無し
  • 北朝鮮が人工衛星打ち上げに成功

    12日午前9時49分ごろ、北朝鮮は衛星打ち上げ用ロケットを発射、衛星が軌道に乗った事がNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)でも確認されました。打ち上げ成功です。 N.Korean missile deployed object that appeared to reach orbit -NORAD | Reuters Launch of North Korean Rocket (High Quality, Full Version) 北朝鮮の朝鮮中央通信は銀河3号ロケットが午前9時49分46秒に打ち上げられ、9分27秒後の午前9時59分13秒に人工衛星「光明星3号・2号機」を軌道に進入させたと伝えています。「光明星3号・2号機」の軌道傾斜角は97.4度で近地点高度499.7キロ、遠地点高度584.14キロの極軌道を回っており、周期は95分29秒であると発表されました。これはアメリカ側が確認

    北朝鮮が人工衛星打ち上げに成功
  • アメリカ議会上院が国防権限法に尖閣諸島の防衛義務を明記

    尖閣諸島は日の施政下にあり日米安全保障条約の適応範囲である事は、これまでもアメリカ政府が何度も説明してきました。それに加えてアメリカ議会上院が、その事を法律に明記する事にしました。 尖閣防衛義務を再確認=国防権限法案に異例の明記-米上院:時事通信社 【ワシントン時事】米上院は29日の会議で、中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島について、日の施政権下にあることを認め、「(米国の対日防衛義務を定めた)日米安保条約第5条に基づく責任を再確認する」と宣言する条項を、審議中の2013会計年度(12年10月~13年9月)国防権限法案に追加する修正案を全会一致で可決した。 国防権限法は国防予算の大枠を定めるもので、領土をめぐる他国同士の争いに関して米国の立場を明記するのは異例。法案全体は近く採決に付され、可決される。 2013年度の国防権限法(NDAA; National Defense Aut

    アメリカ議会上院が国防権限法に尖閣諸島の防衛義務を明記
  • 中国海軍の空母リャオニンにJ-15戦闘機が着艦成功

    中国海軍の空母リャオニン(遼寧)は9月25日に就役してからちょうど2ヶ月後の今日、艦載機の着艦に成功していたことが公式に報道されました。J-15戦闘機(歼15、ウクライナ経由でロシアのSu-33戦闘機を違法コピーしたもの)による発着艦の様子が伝えられています。J-15は試験機カラーの薄い黄色の塗装がされています。 殲15機の発着飛行訓練を順調に実施 中国の航空母艦:新華網(日語版、写真有り) China lands first jet on aircraft carrier 中国初の空母への着艦を成功させたのは戴明盟(ダイ・ミンモン)操縦士。最初の着艦は23日には成功していたそうです。着艦はとてもスムーズに行われており、制動装置の開発に成功した事が分かります。なお発艦についてはJ-15の元となったSu-33は軽荷ならば空母が停止中でも飛び立てますので、この動画からは空母の速度が十分である

    中国海軍の空母リャオニンにJ-15戦闘機が着艦成功
  • 雲の柱作戦に置けるアイアンドームの任務達成率

    2012年11月14日から21日の停戦までの8日間に行われたイスラエルのガザ空爆作戦は、英語の作戦名を「Operation Pillar of Defense(防御の柱作戦)」、ヘブライ語の作戦名を「מבצע עמוד ענן(雲の柱作戦)」と命名されています。停戦により地上作戦は回避されましたがイスラエル空軍の爆撃でパレスチナ市民100人以上が犠牲となり、ハマス武装組織のロケット弾攻撃でイスラエル市民4人が死亡、兵士を含めると双方合わせて160人以上死亡しています。 Operation Pillar of Defense - Wikipedia イスラエル軍の発表によると、イスラエル空軍の戦闘機はガザ地区の約1500の目標を空爆しました。ロケット発射機、ロケット弾製造工場、密輸用地下トンネル、行政機関、治安施設などです。イスラエル軍は巨大な爆発はロケット弾の製造工場や弾薬貯蔵庫の誘爆であ

    雲の柱作戦に置けるアイアンドームの任務達成率
  • かつて「空飛ぶ恥」と書いたタイム誌のオスプレイ論調の変遷

    アメリカの大手報道ではオスプレイが実戦投入される前までは機体の問題を批判する記事もありましたが、実戦投入が開始され始めた2007年を最後に「欠陥機」「未亡人製造機」呼ばわりは控えるようになりました。その最後の批判とも言えるのがタイム誌のマーク・トンプソン記者による「V-22オスプレイ:空飛ぶ恥」という記事でした。 V-22 Osprey: A Flying Shame - TIME By MARK THOMPSON Wednesday, Sept. 26, 2007 しかし、オスプレイが実戦投入開始され、運用実績が積み上がり事故率が平均レベル以下であることが示されていくと、このような批判はアメリカでは過去のものとなっています。一部のマイナー誌や個人ブログで懸念の声はまだあるものの、メジャー誌では欠陥問題を指摘する声はほぼ消えました。それは5年前に「空飛ぶ恥」と書いたタイム誌も例外ではありま

    かつて「空飛ぶ恥」と書いたタイム誌のオスプレイ論調の変遷
  • 防衛省資料よりオスプレイ事故率データ決定版

    防衛省・自衛隊の「オスプレイについて」・「MV-22オスプレイの沖縄配備について」に、とても興味深い資料の追加がありました。 別添5:MV-22オスプレイ 事故率について(PDF:294KB):防衛省・自衛隊 アメリカ軍(陸軍・海軍・空軍・海兵隊)全軍の主な航空機の最近10年間の事故率(FY02~FY12)、全軍の主な航空機の初期10万飛行時間での事故率、オスプレイのクラスA,B,C事故の個別詳細(和訳済み)、といった貴重なデータが掲載されています。 全軍種の主な航空機の事故率が載っています。事故率の全般的な傾向として「大型機の事故率は低く、戦闘機やヘリコプターの事故率は高い」という事が見て取れます。また同系統の機種でも任務が異なると事故率が極端に違ってくる事も見て取れるでしょう。特殊作戦機や救難機は任務が過酷で事故率が高くなります。大型機なのに事故が多いB-1戦略爆撃機は空軍の悩みの種で

    防衛省資料よりオスプレイ事故率データ決定版
  • オスプレイのクラスC事故とは「整備士の転落事故」まで含まれる

    最近、オスプレイはクラスA事故(重大事故)は少なくても、クラスB、クラスCといった軽微な事故が多いから問題だという論調が新聞やテレビなどで繰り返されています。しかしクラスB、C事故は住民被害に繋がるような事故は殆ど無く、重大事故であるクラスAと同じように扱う意味がありません。それをはっきりさせる為にオスプレイのクラスC事故の個別の事故事例を全て調べ上げて紹介しようと資料を集めていましたが、一部しか見付けられず半ば諦めかけていました。 しかし発売中のイカロス出版のJウィング2012年10月号49ページ青木謙知氏の記事に、MV-22オスプレイのクラスABC事故事例の表が掲載されているのを見付けました。是非ともを読んで確かめて下さい。 J Wings (ジェイウイング) 2012年10月号 [雑誌] 出版社: イカロス出版 (2012/8/21) 言語 日語 ASIN: B008N8NIGY

    オスプレイのクラスC事故とは「整備士の転落事故」まで含まれる
  • モロッコのオスプレイ事故原因は操縦ミス、転換飛行時僅か5ノット

    2012年4月11日に起きたMV-22オスプレイのモロッコでの墜落事故最終報告書が米国防総省の公式サイトで発表されました。 [PDF]Command Investigation into the Facts and Circumstances Surrounding the Class "A" Mishap Involving the MV-22B Crash That Occurred Near Cap DRA'A Morocco On 11 April 2012 事故の主要因はパイロットの操縦マニュアル違反で、3つあります。 ・追い風の中に入って転換飛行に入った。 ・機首下げ姿勢を直さず転換飛行に入った。 ・速度不足のまま転換飛行に入った。 どれも操縦マニュアル違反ですが、最も重大で決定的だったのは速度不足です。 93. At the moment transition of the

    モロッコのオスプレイ事故原因は操縦ミス、転換飛行時僅か5ノット
  • オスプレイのモロッコとフロリダの事故

    2012年10月に普天間基地への配備される予定のアメリカ海兵隊のオスプレイですが、4月11日にモロッコでMV-22(オスプレイ海兵隊仕様)が墜落、6月13日にフロリダでCV-22(オスプレイ空軍仕様)が墜落するという事態になりました。 モロッコで発生したMV-22事故について:防衛省 http://www.mod.go.jp/j/approach/anpo/20120626a.html フロリダで発生したCV-22事故について:防衛省 http://www.mod.go.jp/j/approach/anpo/20120626b.html 事故が2回続いた事で安全性を懸念する声が出るのは仕方がないですが、問題となるのは事故の内容次第です。事故が2回起きたというだけなら、日の海上自衛隊のSH-60J対潜ヘリコプターも今年の2月8日に横転大破、4月15日に墜落と重大事故が連続していますが、パイ

    オスプレイのモロッコとフロリダの事故
  • 尖閣衝突ビデオが流出

    尖閣諸島沖で日の海上保安庁の巡視船と中国の漁船が衝突した事故の際に、巡視船側から撮影されたビデオがYoutubeに上がっています。日政府は公式にはまだ一般には公開していない為、流出してしまった事になります。 これはアップロードされた4番目と5番目の映像で、衝突の瞬間が写っています。現時点で6つの動画がアップロードされています。(※最初の投稿者のアカウントが削除されたのでコピーと差し替えました。) 沖縄県・尖閣諸島沖で海上保安庁巡視船と中国漁船が衝突した事件で、状況を記録したビデオ映像がインターネット上に流出したことが5日、分かった。海保が画像を確認した。海保によると、国会に提出したもの以外の映像も含まれているという。 尖閣の衝突画像、ネット流出=海保が確認、国会提出分以外も:時事通信社 物である事が確認されました。このYoutubeにアップロードされた動画の一部が国会に提出されたもの

    尖閣衝突ビデオが流出
  • 中国抗議デモ企画でプロ市民が陰謀工作

    2ちゃんねるで煽動工作を企画したものの、直前になって身元がバレてお終いになったプロ市民のお話。 中国抗議デモ計画経過を追う ←纏めサイト(当初は企画に参加していた) 333 名前:いままでのあらすじ[sage] 投稿日:2005/04/16(土) 01:37:53 ID:1tLpTyk1 2ちゃんねらーらしい方法で中国の反日デモに”抗議”しよう! という呼びかけスレが立つ ↓ その方法が花を持って中国大使館に行き、渡すというもの ↓ ちょっと待て・・・それって「日国民が謝罪」してるようにしか見えないじゃん?という疑問 ↓ OFF会の代表こちらの質問には答えずのらりくらりとごまかし ↓ 代表のメアドをぐぐった所衝撃の事実が!!! ・・・代表は反戦平和団体の人でした。つまり自分の所属を隠し、真の目的を伏せて巨大掲示板群を使って人を集め、出来上がったデモを自分達の都合の良い様に演出しようと計画

    中国抗議デモ企画でプロ市民が陰謀工作
  • 「通りすがり」の清谷信一さん : 週刊オブイェクト

    インターネットの書き込みで名前欄に「通りすがり」と書く人がよく居ますが、大抵の場合では通りすがりじゃない人の方が多いです。これもまたそんなお話し・・・。 「通りすがり 2010/09/08 13:39」という書き込みの名前欄リンク先が軍事ライターの清谷信一氏のブログのトップページでした。・・・BIGLOBEウェブリブログはログインしたブログユーザーが[コメント(会員用)]を選択して投稿すれば、名前欄が自動で自分のブログトップページとリンクしてユーザー証明とする事が出来るシステムです。外部ユーザーは名前欄にリンクを張れず、成り済ましが出来ません。 つまり「通りすがり 2010/09/08 13:39」は清谷信一氏人である事が確定します。うっかりボタンを押し間違えたのでしょうが、普段から「通りすがり」というニックネームで書き込んでいたのでしょう、実際に過去記事コメント欄でも「通りすがり」が幾

    「通りすがり」の清谷信一さん : 週刊オブイェクト
  • くらま事故で韓国コンテナ船長が証言を翻し、事故の主因が確定

    今の所この件を報道しているのは西日新聞のみのようです。 関門衝突事故 「追突避けようと旋回」 韓国船長 「管制に従う」翻す:西日新聞関門海峡で昨年10月、海上自衛隊護衛艦「くらま」と韓国籍コンテナ船「カリナ・スター」が衝突した事故で、事故につながったとみられるコンテナ船の衝突直前の左急旋回について、韓国人船長が、門司海上保安部の調べに対し、減速しなかったため前方の貨物船に急接近し「追突を避けようとして行った」という趣旨の供述をしていることが11日、海保関係者への取材で分かった。事故直後は、急旋回について「関門海峡海上交通センターの管制官の追い越し誘導に従った」と主張していた。 門司海保は船長の供述が翻ったことから、事故の主因はコンテナ船にあったと断定。くらま側にも事故回避の努力を怠った疑いがあるとみて、業務上過失往来危険容疑でコンテナ船長とくらまの操縦責任者を書類送検する方針。管制官に

    くらま事故で韓国コンテナ船長が証言を翻し、事故の主因が確定
  • なぜ普天間基地移設先は沖縄県内でなければならないのか : 週刊オブイェクト

    普天間基地移設先は沖縄県内でなければならない理由・・・それは、地政学などといった御大層な代物を持ち出すまでもありません。事は単純に「ヘリコプターの航続距離の関係」だからです。 米海兵隊の大型強襲ヘリコプターCH-53E「スーパースタリオン」は2000kmのフェリー航続距離を持ち、戦闘時にはその半分1000km以下の航続距離となります。戦闘行動半径は500km以下、装備状態にもよりますが300〜500kmぐらいです。 それでは先ず台湾海峡有事を想定してみましょう。この際に日政府は有事法を発動し、真っ先に下地島空港を接収、在日米軍に引き渡します。そして普天間基地の米海兵隊ヘリコプター部隊は、戦況次第で急ぐ必要がある場合は、強襲揚陸艦の到着を待たずに普天間基地から飛び立ち、台湾の首都・台北に直接ヘリボーン降下し、米軍による直接介入を果たします。そして帰りは下地島空港に降りて、燃料を補給して普天

  • くらま事故での韓国船カリナスターの動き

    護衛艦「くらま」と韓国コンテナ船「カリナスター」の衝突事故は、カリナスターの前方に居た貨物船の速度がかなり遅かった為に(カリナスター12ノット、貨物船が6ノット)、これを追い抜こうとしたカリナスターが左側に転舵(取り舵)して起こした事故だと分かりました。 関門海峡海上交通センターは、抜く場合には左側から抜けるようにカリナスターに助言しています。こんな狭い海峡で右側に寄ってしまうと、陸地に接近し過ぎて直ぐに浅瀬で座礁してしまいます。カリナスター側の当初の証言では「右側から抜きたい」と管制側に打診しているようで、管制側から「抜くなら左側から」と返事を受けていますが、右側から抜かせなかった事自体は妥当な判断でしょう。しかし、狭い海峡では対抗船がいる場合は追い抜きはすべきでなく、前方船が故障していた場合などで極端に遅い場合以外は、追い抜き自体を止めるべきだったかもしれません。今回の場合は前方船は6

    くらま事故での韓国船カリナスターの動き
  • 関門海峡で護衛艦くらま衝突事故、火災発生

    しらね型ヘリコプター護衛艦「くらま」が韓国コンテナ船「カリナスター」と衝突、艦首部が大破、炎上しました。場所は関門海峡です。 「くらま」の艦首は酷い事になっています。 海自護衛艦と貨物船衝突、炎上し3人けが 関門海峡:朝日新聞「カリナスター」の韓国人の船長(44)は朝日新聞の取材に「前を走る船を追い越そうとしたときにぶつかった。前から(護衛艦が)来ているのはわかり、早めにかじを切ったがぶつかった」と話した。 防衛省によると、両船はほぼ正面衝突だったとみられる。海保によると、海上衝突予防法で海峡の航行は「右側通行」と定められており、前方に相手船を発見した場合も互いに「右へ回避」が原則。だが、「カリナスター」は船首右側が損傷しており、海保は今後その経緯を調べるとみられる。関門海峡は大規模海難事故の起こりやすい「ふくそう海域」に指定されており、港則法の細則で追い越しなどは禁止されている。 どう考

    関門海峡で護衛艦くらま衝突事故、火災発生