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ブックマーク / www.weekly-net.co.jp (4)

  • 残業代未払い求めるドライバー「人間不信に陥る」|物流ウィークリー・物流と運送、ロジスティクスの総合専門紙

    「人間不信に陥るよ」。それまで不平不満も言わず、まじめに働いていたドライバーがある時、急に態度を変える。トラック業界における労使トラブルでよく耳にする話だ。決して労働環境が整備されているとはいえない業界にあって、こうしたトラブルはいま、現場で頻繁に起きている。今回、当事者となってしまった東京都内の事業者も、「話に聞いていたが、まさか自分がという思いだ」と打ち明ける。 「不平不満も言わず、まじめに働くいいやつだ」。社長が最初に受けた印象で、何事もなく半年が過ぎようとしていたが、それまで何も言わなかったドライバーが有休を取りたいと申し出てきた。代わりのドライバーを用意するだけの余裕はない同社にとって、有休とはいえ休みを取られるのは痛手だ。社長は状況を説明した上で、苦肉の策として、有休を買い取ることで了承を得ようと試みた。 一時はそれでしのげたが、そのドライバーの態度は徐々に悪化。何かといえば不

  • ドライバーが未払い残業代請求 裁判で勝ち目なし?|物流ウィークリー・物流と運送、ロジスティクスの総合専門紙

    ドライバーが退職後、会社に残業代を請求するトラブルが全国的に増えている。運送事業は荷待ち時間や渋滞などが重なり、一般企業に比べて労働時間も自然と長くなる。さらに賃金体系でも、歩合制を採用している事業者も多く、残業代の支払いがほとんどないことから、多くの未払いトラブルが発生しているのだ。 大阪府堺市の運送会社では今年初めに、ドライバーから残業代の未払い分支払いを、弁護士を通じて請求された。同社でも弁護士を立てて争う構えを見せたが、10月に裁判所を通してドライバーと和解することとなり、百数十万円の未払い賃金を支払った。 同社社長は「未払い残業代を請求されれば、運送事業者はたとえ裁判で争っても負けてしまう。当社は担当弁護士から、『負ける裁判を行うよりも、ドライバーと話し合って和解することで裁判費用などの負担が軽減できる』と指摘され、弁護士の言う通りに和解して、未払い残業代の一部を支払うこととなっ

  • 北海道新幹線延伸 貨物鉄道へ影響?|物流ウィークリー・物流と運送、ロジスティクスの総合専門紙

    北海道新幹線新函館(仮称)ー札幌間(211km)の延伸が6月29日に決定し、道内ではこれを祝うイベントが各地で開かれている。この延伸によって、道内の物流業界には二つの大きなインパクトが出ることになる。一つは、長期にわたり発生する整備にかかる物流。もう一つは、貨物鉄道への影響だ。 北海道新幹線の札幌までの工期は24年間を予定しており、総事業費1兆6700億円にものぼる。公共工事の減少が止まらず、経済の縮小が懸念される北海道では、久しぶりに長期・大型の整備計画となり、物流業界でも「特需」を期待する声が高まっている。 建設や重機に関係する運送を行っている事業者からは、「どれくらいか分からないが、仕事が増えることは間違いない」(道央の事業者)、「この工事に呼ばれるとは思う。依存するつもりはないが、やはり期待せざるを得ない」(同)といった反応の半面、「既存の仕事をしっかりこなし、新幹線はプラスアルフ

  • デジタコ義務化拡大か 道内事業者から賛否両論の声|物流ウィークリー・物流と運送、ロジスティクスの総合専門紙

    国交省が事業用トラックへの運行記録計(タコグラフ)の装着義務化の拡大を検討している件で、道内の事業者の意見を聞いた。2、4t車などにはタコグラフを導入していない事業者は、コスト負担や労務管理の面を強く心配する一方、既にデジタコなどを積極的に導入している事業者からは、「しっかり管理をすれば、導入費用は短期間で回収でき、会社の体質も改善する」と太鼓判を押す意見もあった。 大型車以外にはタコグラフを入れていない札幌市の事業者は「誰が費用を負担するのか。これだけ厳しい経営環境にあって、運送業界だけに新たな負担を求めるなら絶対に反対する。義務化するなら全額助成すべき。ト協からも働きかけをしてもらいたい」と強硬な意見。道東の事業者は「費用もさることながら、タコグラフを入れてしまうと、拘束時間や運転時間のごまかしがきかなくなる。監査が来てしまうと一発で違反がばれてしまう」と危惧する。 一方でトラック全車

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