東京都江東区の区立中学校の女性非常勤講師(60)が、プールの授業に遅れてきた生徒らを炎天下のプールサイドに正座させ、やけどを負わせていたことがわかった。 江東区が29日発表した。 同区によると、女性講師は今月27日午後行われたプールの授業に遅れてきた2年生の女子生徒27人を、プールサイドに約30分間にわたって正座させた。その後、ほぼ全員が、足が赤くはれるやけどを負ったという。当日は晴天で、プールサイドは高温になっていた。 授業後に女子生徒の保護者から学校に連絡があり、女性講師に確認したところ、事実を認めた。 区教委では都教委に今後処分を求める方針で、「体罰は言い逃れできない非違行為であり、あってはならない不適切な指導にあたる」とコメントしている。