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ブックマーク / naraba.hatenablog.com (6)

  • Pythonで音楽学 - ならば

    Python向けライブラリmusic21の初歩*1。 music21は音楽学のためのライブラリで、音楽構造の抽出、変換、編集などといったことを記号操作によって行う。外部プログラムと連携して、抽出した情報の可視化もできる。 記号操作と書いたのは、MusicXMLやABCのような記譜用のマークアップ言語で書かれたファイルを入力として読み込んで、内部でも音楽要素を記号として扱って処理を実行するから。音響信号は扱えないので、WavやらMP3といった音声ファイルは読み込めない。 Pythonのインタラクティブモードであれこれ試すと楽しい。音楽学はよくわからないので*2、簡単にできる範囲で可視化したりして遊んだ。 ファイルを読み込んで楽譜を表示する。 楽譜の表示にはMuseScoreかFinale(Finale Reader)が必要。どちらのソフトも演奏機能があるので聴くこともできる。 >>> fro

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  • Webカメラを使った視線プロット - ならば

    ウェブサイトのユーザビリティテストの方法にはユーザの視線を可視化するものがある。gaze plotと呼ばれる方法はユーザの視線の軌跡を記録し、注視した部分に円を描画する。円内の番号は注視した順番を表し、円の大きさは注視時間の長さを表す。この結果から、ウェブサイトのどの部分がどの順番でどのくらい注目されるのかを知ることができる。 面白そうだったからウェブカメラとオープンソースの視線追跡ソフトで簡易なgaze plot環境を作って遊んだ。対象をウェブサイトに限らずに、いろいろ試した結果一覧。 はてなトップページ(はてなGoogle Chromeテーマ選択画面(https://tools.google.com/chrome/intl/ja/themes/google.html) 英文(Eye movement in music readingの冒頭を真面目に読む) 楽譜(ラフマニノフ「ピアノ

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  • ITU Gaze Tracker - ならば

    どこで売ってるのかさえ知らないが、商用の視線追跡システムは高価らしい。一方、研究レベルでは安価な視線追跡システムの提案やプロトタイピングが結構論文になっているらしい。今回使った視線追跡ソフトITU Gaze Trackerはそのひとつの成果で、主にコペンハーゲンIT大学の研究グループによって作られている。ITU Gaze Trackerは家電量販店などで手に入るウェブカメラやビデオカメラをそのまま改造なしに使って、安く簡単に視線追跡システムを構築可能にするソフトを目指している*1。 公式の動作環境は、 Windows XP SP2 .Net Framework 3.5 SP1 赤外線暗視機能付きのウェブカメラかビデオカメラ*2 それなりに性能の良いコンピュータ となっているが、OSはWindows Vista SP2(32bit)でも動作した。あと動作環境には書いてないけど、フォーラムにあ

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  • QRコード+ライフゲーム - ならば

    QRコード*1がライフゲームっぽく見えたので作った。 ライフゲームの世代ごとにフィールドをQRコードとしてデコードしてみて、デコードできたら得られた結果を下のエリアに表示する。 当然だけどデコードできる配置になる確率は低いし、デコードできても意味が読み取れるような文字列が得られる確率はさらにずっと低い。デコードできる配置になる確率が低い理由のひとつは恐らく、ライフゲームのルールでは生きているセルの密度が低くなるからで、ライフゲームの変種(例えば35/235とか)だと確率が上がるものもある。 動画で使っているQRコードの大きさはバージョン6の41×41セル。ライフゲームのフィールドの大きさとしては、QRコードの周囲の空白部分(クワイエットゾーン)も含めて、49×49セル。その中に「読み取り専用」のセルがいくつかある。それはQRコードの「データと誤り訂正コード」以外の領域で、下の図で黒い部分。

    QRコード+ライフゲーム - ならば
  • マルコフ連鎖生成曲 - ならば

    マルコフ連鎖を使って作曲する試み。 文章にしろ曲にしろ、マルコフ連鎖を使って何かを生成する場合、マルコフ連鎖自体、つまり状態と遷移確率行列に相当するデータを準備する必要がある。このデータが最終的な出力の質のかなりの部分を左右する。このデータを準備すれば、生成の部分は特に凝ったことをしない限り、サイコロを転がす程度のことで済む。 実際にある文章や曲を元にデータを作ろうと思うと、状態の切り出しが難しい場合がある。英語の文章の場合は、最初から単語で分かち書きされているから楽だ。日語の文章の場合は、形態素を状態とすると、状態の切り出しはMeCabなどの形態素解析プログラムに任せることができる。曲の場合は、多分今のところ簡単で汎用的な方法はない。格的に研究するなら用意した曲の音響分析をしたりするのかもしれないけど、音響分析なんて全然知らないし、今回は実際にある曲を元にデータを作るつもりでも気軽に

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  • マルコフ連鎖生成文 - ならば

    入力と出力。 枕草子 一段 日国憲法 前文 ケブンリッジ だがいく ドグラ・マグラ 宇宙ヤバイ やっぱり一覧性があるのは可視化の強みだ。

    マルコフ連鎖生成文 - ならば
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