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ブックマーク / www.bebit.co.jp (10)

  • ユーザ心理を捉えてコンバージョンボタンの文言を (ユーザビリティ実践メモ)

    ウェブサイトでユーザに情報提供することも大切ですが、商材によってはユーザと店舗などで対面し、直接的にコミュニケーションする機会を持った方が自社の商品をより魅力的に伝えられる場合があります。 特に銀行や保険業界などでは、ウェブサイトを用いて自社の商品を検討しているユーザを実際の店舗での相談会・説明会に誘導したい、と考えている方は多いのではないでしょうか。 ただし、「店舗での相談会・説明会に来てもらう」ためには、ユーザにとって心理的に高いハードルを越えてもらう必要があります。そのため、「思うように来訪者数を伸ばせず、困っている」というご相談を多く頂きます。 今回は、弊社で行った生命保険のウェブサイトにおける行動観察調査を事例に、「ユーザに クリックしてもらいやすいコンバージョンボタンのあり方」をご紹介します。 あるユーザは、生命保険のウェブサイトを「そろそろ格的に乗換えを検討しようかな」 と

  • 驚くほど伝わらない、サービスのメリット (ユーザビリティ実践メモ)

    ユーザ行動観察調査を実施すると、全力で訴求しているはずのメリットや強みが、驚くほどユーザに伝わらないケースが多く見られます。 伝わらない理由は様々ですが、今回は具体性が足りないために他社サービスとの違いが伝わらない、という例をご紹介します。 一方で、料金などはユーザにとって非常に具体的で他社と比較しやすい情報となります。ユーザ行動観察調査でも「サービス内容は大体同じ」という思いを強めたユーザが、料金だけで比較検討をする行動が多く見られました。 具体性のある情報を提供することが重要 類似サービスが多く存在する中で、自社サービスのメリットをユーザに伝えるためには、情報の具体性が必要です。「講師の質が高いです」という例の場合、下記のような改善が考えられます。 例えば講師の質を訴求したい場合には、質とは何を指しているのか、なぜ質が違うと言えるのかを具体的に書く必要があります。パーセンテージや年数な

  • ウェブサイト設計の時に役立つ7つのテクニック/【その5】リンクの装飾と配置 (ユーザビリティ実践メモ)

    ウェブサイト作成時に役立つ7つのテクニック、第5回のテーマは「リンクの装飾と配置」です。ユーザにとって使いやすいリンクの装飾や配置のサイトを作成するためのポイントをお伝えします。 ファーストビュー 関連性 具体性 ウェブライティング リンクの装飾と配置 ←今回のテーマ 目線の操作 他サイトでの慣習 ウェブサイトでは、ユーザがリンクを見つけることができなければどんなにユーザの関心を引くページやコンテンツを用意しても、まったく見られないまま終わってしまう危険性があります。 そこで、今回は「リンクの装飾と配置」をテーマに、ユーザがスムーズにページ間を遷移することが可能な、回遊性の高いサイトを設計するためのポイントをお伝えします。 まずはリンクの装飾について、テキストリンクとボタンリンク、それぞれのポイントを順に解説していきます。 1. テキストリンクの装飾 テキストリンクは青字下線で表すことによ

  • ウェブサイト設計の時に役立つ7つのテクニック/【その6】目線の操作 (ユーザビリティ実践メモ)

    今回のテーマは「目線の操作」です。ユーザの視線を集める要素と遠ざける要素をうまく使い分けることで、意図通りにユーザにメッセージを伝達するためのコツをご紹介します。 ファーストビュー 関連性 具体性 ウェブライティング リンクの装飾と配置 目線の操作 ←今回のテーマ 他サイトでの慣習 「目線の操作」を構成する3つの要素 視線の開始位置 視線を集める要素 視線を遠ざける要素 1. 視線の開始位置 例えば、以下は弊社のHPですが、このサイトを見るときどこから見ますか?「徹底した顧客心理分析により・・・」というブランドパネルか、その下の「コンサルティング事例・実績」ではないでしょうか? 弊社HPの例 ビービットのサイトには、「ビービットは何をやっているんだろう?どのような会社なんだろう?」ということを漠然と思いながら来訪する方が多いため、その疑問に直接答えられるようメインメッセージや実績エリアに目

  • 「次へ」ボタンの誘惑 (ユーザビリティ実践メモ)

    自社商品の強みを伝えるために、頑張ってコンテンツを作ったけれど、なかなか最後まで見てもらえない…という悩みを持つウェブマスターの方は多いのではないでしょうか。 ユーザに「もう1ページ先」を読んでもらうためのちょっとした工夫として、「次へ」というテキストリンクの活用があります。 ベッドなどの家具を販売している会社の事例をご紹介します。 (実際の事例では別の商材ですが、内容は同じです) この会社では、自社商品の強みを自然に伝えるため、「マットレスの選び方」「掛け布団の選び方」というコンテンツを用意しています。 「寝心地のいいベッドがほしい」と思って探しているユーザがこのサイトに訪れた際に、「マットレスの選び方」というコンテンツに気づいて興味を持ってページを見てみたとします。 ページの最後まで読んだユーザは、「掛け布団は今回は買うつもりはないから見なくていい」と思い、次ページには進まず、戻ってし

  • ユーザを混乱させない表組みのコツ (ユーザビリティ実践メモ)

    ウェブサイト制作において、多くの情報をいかに整理してユーザに伝えるかは重要なポイントの1つです。よく使われる方法として表組みがありますが、今回は実際の事例をもとにしたケーススタディを通じて、ユーザを混乱させない表組みのコツをご紹介します。 表1はよく見かける表組みの例ですが、実際にユーザの立場に立ってこの表を使用してみると、いくつかの問題点があります。 同種の情報をユーザは区別できない 表1の問題点として、 日付という同種の情報を多く掲載しているため、ユーザには各情報が何の日付を意味しているのか区別できず、分かりにくい列数が多いために、セル内に折り返しが発生し、読みにくい ことが挙げられます。 特に、1つ目の問題点は、表が縦に長い場合にユーザを混乱させる要因の一つになります。なぜなら、画面サイズに収まりきらないほど表が縦に長い場合、下にスクロールしていくと「開催日」などの項目名が画面から消

  • beBit.Q Twitterでユーザビリティクイズに挑戦!

    【変則○×】Q. ユーザビリティの原則の1つとして「ページ内リンクの使用は避けるべき」と言われている。ページ内リンクがあるとユーザがサイト内のどこにいるかを見失いやすいからである。この原則はどんなケースにおいても守るべき。○か×か。×の場合、例外となるケースも示せ。

  • 新卒採用ページ、本当に学生視点ですか? (ユーザビリティ実践メモ)

    2011年の新卒採用活動に向けて、採用ページをリニューアルしたり、コンテンツを拡充したりする企業サイトが多くなっています。今回は、新卒採用ページを「学生視点」で作るためのポイントについて考えたいと思います。 ただその場合でも、掲載コンテンツを当に有効なものとするには、学生の目線に立っているかどうかをチェックしてみる必要があります。 例えば、職種の紹介として、以下のような例があった場合、どちらがイメージしやすいでしょうか? 例Aに関しては、その職種に関する業務知識がないと、内容をイメージすることは難しいですが、例Bについては、1日の流れをイメージできたのではないでしょうか。 学生は業務経験がなく、社会人にとっては常識的な業務知識もないことがほとんどです。そのため、業務知識がないユーザも理解できるような配慮が求められます。(上記では「タイムスケジュールにする」、「解説をつける」、「画像で補足

  • 「システム視点」で機能を作っていませんか? (ユーザビリティ実践メモ)

    不動産情報サイトや転職情報サイトなど、多くの情報を掲載しているサイトでは、ユーザが複数の条件を指定して検索する、という機能が非常に重要になっています。 そのサイトで紹介している各情報の属性は、 個人、法人のいずれも募集している 個人だけ募集している 法人だけ募集している の三通りがあります。 それを反映して、サイトでの検索条件指定画面では、次のような項目となっています。 さて、この検索機能をユーザの視点から見てみましょう。 この情報検索サイトのターゲットユーザは、大きく個人ユーザか法人ユーザのどちらかです。 例えば個人ユーザであれば、「個人を募集している情報を見たい」というニーズを持っているわけです。 それでは、個人ユーザが上記のプルダウンを見たときには、何を選べばいいのでしょうか? 「個人・法人」? それとも「個人」? 弊社で実施したユーザ行動観察調査では、ユーザが「自分は個人だから」と

  • 【携帯サイト】もう1ページ先に進んでもらうための6つのテクニック (ユーザビリティ実践メモ)

    せっかくコンテンツを作っても、リンクがユーザにクリックされず、内容を見てもらえない、という悩みをお持ちのWEBマスターの方は多いのではないでしょうか。 今回は、携帯サイトでユーザを次ページに導くためのテクニックをご紹介します。 筆者がユーザビリティテスト(ユーザ行動観察調査)を通して得た実感として、携帯サイトの方がパソコンサイトよりも次ページへの誘導が難しいという印象があります。ある携帯の有料会員制サイトでは、「ユーザはいつも利用しているリンク以外はほとんどクリックしない」というユーザ行動が見られました。 理由として、携帯サイトは 読み込みが遅い隙間時間に利用される場合が多く、利用時間が短いパケット代がかかる などが考えられます。 そのため、携帯サイトでユーザを次ページに誘導するためには、パソコンサイト以上に誘導方法を意識する必要があります。以下、ユーザビリティテスト(ユーザ行動観察調査)

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