孫氏は、配車アプリと自動運転車に輸送の未来があると考え大きく投資している。ウーバーのほか、中国の滴滴出行に100億ドル余り、東南アジアで最大手のグラブに30億ドル、米ゼネラル・モーターズ(GM)の自動運転車部門クルーズに22億5000万ドルを投じている。孫氏によれば、ビジョン・ファンドのポートフォリオ企業は世界の配車サービス市場の90%を支配している。 サンフォードC・バーンスタインのアナリスト、クリス・レーン氏は「ソフトバンクが昨年、ウーバーを490ドル前後と評価して出資した時には否定的な声も多かった」とし、「ウーバーのIPOが成功し、1000億ドル近くで評価されれば、ソフトバンクとビジョン・ファンドの先見性の強い証明になる。また、配車サービス分野でのソフトバンクの他の投資にとってもプラスだ」と分析した。 2018年にトヨタ自動車が投資した際、ウーバーは私募市場で760億ドルと評価されて
ロボットを活用したピザの調理・宅配サービスを展開する米スタートアップのZume(ズーム)社は、米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で、3億7500万ドル(約425億円)の出資を受けたことを明らかにした。出資元は明記されていないが、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)はソフトバンクだったと報道。同紙によると、出資額は最終的に7億5000万ドル(約850億円)に達し、同社の評価額は22億5000万ドル(約2550億円)となる見通しだ。 フォーブスが調査会社ピッチブックに依頼して実施した分析によると、この投資額は2013年以降に食品業界向けロボット事業に対し行われたベンチャーキャピタル(VC)融資の総計(3億1100万ドル)を上回っている。 ピッチブックのデータによれば、米国で昨年、食品ロボット業界に対し行われた融資の総額は1億2700万ドルで、前年からは5400万ドル増加したものの
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