「和歌山の方言の世界とその魅力」と題したトークイベントが、このほど(2月23日)、和歌山市で開かれ、国立国語研究所の専門家が、聴衆に問いかけながら進行し、「和歌山の方言は無形文化財で宝物。大切にしてほしい」と呼びかけました。 和歌山市民図書館2階・多目的ルームで開かれたトークイベント これは、和歌山市民に、自分たちのまちを好きになってもらおうと、和歌山市民図書館が主催したもので、1948年に創設された、日本語に関する研究機関、国立国語研究所の朝日祥之(あさひ・よしゆき)教授が和歌山の方言について語りました。 講演した朝日教授 この中で、朝日教授は、「和歌山県のことばは、紀北、紀中、紀南、それに紀中と紀南の山間部を奥地として、4つにわけることができる」と指摘しました。 「西尾純二・澤村美幸(2019)「和歌山県田辺市龍神方言」方言文法研究会(編)『全国方言文法辞典資料集(5)活用体系(4)』
和歌の神様をまつる和歌山市の神社で、百人一首の札を取り合う競技かるたの大会が開かれ、地元の小学生から高校生までの子どもたちが畳の上で熱戦を繰り広げました。 この大会は、子どもたちに百人一首に親しんでもらおうと、和歌の神様をまつり、古くから多くの歌人の信仰を集めてきた和歌山市の玉津島神社で開かれました。 地元の小学6年生から高校3年生までの12人が参加し、1対1の個人戦で競技が行われました。 読み手が百人一首の上の句を読み上げると、向かい合った子どもたちは、勢いよく下の句が書かれた札を取っていました。 はじめは、札を探すのに苦労したり、お手つきをしたりする人も見られましたが、試合が進むにつれて慣れた様子で、畳をたたく音とともに白熱した戦いが繰り広げられました。 参加した田辺市の小学6年の児童は「初めて試合に参加したので最初は緊張しましたが、最後はいつもの調子が戻って楽しく試合をすることができ
和歌山市で六十谷(むそた)水管橋が紀の川に崩れ落ち、市内約6万世帯で断水が続いている問題で、市は6日、水のうかい路をつくる仮復旧工事を始めた。24時間態勢で進めて、8日中の完了を目指す。早ければ9日朝から各家庭で水を使えるようになる。一方、尾花正啓市長は、橋に腐食した部分が見つかったとして、それが破断につながったかどうか調べる考えを示した。 工事は、長さ6メートル、直径70センチの管をつないで、水管橋に並行してかかる六十谷橋(県道)に、全長630メートルのバイパスをつくるというもの。六十谷橋は6日午前10時から全面通行止めとなった。 和歌山市では、紀の川の南にある浄水場から市北部へ水を送る管は六十谷水管橋しかないため、3日夜から市北部全域で断水になった。市は、小中学校に給水所を急設し、県内外の自治体や自衛隊からかき集めた100台以上の給水車を巡回させてしのいでいる。 仮復旧工事の現場を視察
15日午後1時28分ごろ、和歌山県で震度4の揺れを観測する地震がありました。 震度4の揺れを観測した和歌山市にある和歌山市議会の議場では、当時、会議が開かれていて、近くにいたNHKの記者によりますと、大きな縦揺れのあと議長席の真上にある天井の照明の一部が床に落下しました。 議場は一時、騒然となりましたが、けが人はいないということです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く