ボーイングが墜落事故の遺族の支援に108億円を拠出すると発表/Adrian Dennis/AFP/Getty Images ニューヨーク(CNN Business) 米大手航空機メーカーのボーイングは4日までに、新型旅客機「737MAX」の2度の墜落事故で死亡した人々の遺族らを支援するため、1億ドル(約108億円)を支出すると発表した。 ボーイングの声明によると、上記の資金は非営利組織や地域団体に支払われ、そこから遺族のための複数の基金に分配される。用途としては遺児たちの教育支援並びに事故の影響で経済的に困窮した世帯向けの生活費が想定されているという。 737MAXは昨年10月にインドネシア沖で、今年3月にエチオピアで墜落事故を起こし、計346人が死亡した。ボーイングに対し訴訟を起こしている遺族からは、今回の資金拠出の申し出に否定的な見方が出ている。 遺族らの弁護士を務めるボブ・クリフォー