新石垣空港の開港記念式典で、テープカットをする仲井真弘多知事(前列左から5人目)と、中山義隆石垣市長(同7人目)ら=2日午後、石垣市 【石垣】新石垣空港(愛称・南(ぱい)ぬ島(しま)空港)開港式典が2日、石垣市白保の同空港ターミナルビルで行われた。式典には政府関係者、地元行政・経済関係者ら約千人が出席。計画着手から37年を経過して開港に至った「悲願」の達成を祝った。 新石垣空港は現空港より500メートル長い2千メートルの滑走路を備える。本土への直行便や中型機の就航も可能で、観光客の増加や農水産物の出荷に寄与すると期待されている。7日に開港する。 式典で仲井真弘多知事はこれまでの経緯を振り返り「誠に慶賀に堪えない」と開港を祝った上で「新空港が『南の国際交流拠点』として県の振興発展に大きく貢献するものと確信する」と期待を込めた。 八重山市町会会長の中山義隆石垣市長は「リーディング産業である観光