台風8号が8日、猛烈な勢力で沖縄県に接近するおそれがあることから、政府は7日夜、関係省庁の担当者を集めて2回目の会議を開き、住民への情報伝達を確実に行って早めの避難を促すとともに、沖縄県では8日は学校や事業所を休みにするなどの措置を求めることになりました。 7日午後6時から総理大臣官邸で開かれた会議には、菅官房長官や古屋防災担当大臣などの関係閣僚や各省庁の担当者が集まりました。 この中では、気象庁の担当者は今後、特別警報を発表する地域が増える可能性があると報告しました。このため各省庁には、住民への情報伝達をあらゆる手段を使って確実に行うことや、自治体が避難の呼びかけをちゅうちょすることなく行って早めの避難を促せるよう、連携を強めることなどが指示されました。 会議のあと古屋防災担当大臣は、「台風が近づく前に早めに積極的に避難を心がけ、台風が接近しているときには外出を控えて安全な建物で身を守る