中国・マカオ(Macau)のカジノに設置されたスロットマシン(2012年9月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/Philippe Lopez 【12月12日 AFP】オーストリアの首都ウィーン(Vienna)で、スロットマシンに莫大(ばくだい)な金額をつぎこんだ男性が、裁判所によって依存症と認定され、44万ユーロ(約6500万円)近くが返金されることとなった。男性の弁護士が11日、明らかにした。 男性は、2006~10年にスロットマシンにつぎ込んだ80万ユーロ(約1億1800万円)の一部について、責任は自分にはないと訴えていた。 裁判所は、精神鑑定も参考に、該当期間のギャンブル「契約」は無効だとした男性の訴えを認めた。男性の弁護士はAFPに「カジノとは違い、ウィーンではスロットマシンがある部屋への立ち入りを禁じることができない。スロットマシンはガソリンスタンドなど、街の至る所に設置されて
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