Published 2023/02/16 21:03 (JST) Updated 2023/02/16 21:05 (JST) 【ガジアンテプ(トルコ南部)共同】トルコ・シリア大地震は16日、発生から11日目となった。被災地で行方不明者らの捜索活動が続く一方、住居が破壊されてテントなどでの生活を強いられている人が多く、衛生環境の悪化も指摘されている。特に内戦下で国際支援が難航するシリア北西部の反体制派地域の状況が懸念されている。 アナトリア通信によると、トルコ南部カフラマンマラシュ県で、地震から約248時間たった後で、がれきの中から17歳の女性が救出された。 両国当局や国連によると、死者は約4万2千人で、うちトルコが3万6千人以上。犠牲者数は、さらに増加するとみられている。