アメリカンフットボールの試合で日本大学の選手が関西学院大学の選手に悪質タックルを仕掛けた問題で、関学側が2018年5月17日に記者会見を開き、「信頼関係は完全に崩壊している」と日大側の対応に不信感を表した。 インターネット上で注目されたのは、会見でこうした言葉を発した小野宏(ひろむ)ディレクターの毅然とした態度だった。理路整然と関学側の意向を伝えつつ、悪質なプレーへの怒りを時折にじませる場面もあり、「小野ディレクター、有能過ぎでは」といった声があがった。 「真実を自分の口から話すのが、どこかで彼の人生のためにも必要」 6日の両大学の定期戦で、日大のディフェンスの選手は無防備な関学のクオーターバック(QB)の選手に背後からタックルを仕掛けるなど、ラフプレーを連発。関学の選手は全治3週間の大ケガを負った。関学アメフト部は日大アメフト部へ抗議文を送り、15日に回答が届いたとして、今回会見。約1時