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ブックマーク / web.chokugen.jp (10)

  • MouRa│直言、公明党│平野貞夫「日本国漂流」第39回「教育の崩壊は自民党文教族と俗悪番組を垂れ流しているテレビの責任だ」

    いじめ、生徒・教師の自殺、文科省官僚が仕組んだヤラセのタウンミーティング、ここまで教育界が崩壊したのは、日国が亡国の高速道路を全力で走りだした証拠だ。安倍内閣は教育改革で人気を上げようとしているが、教育質をまったく知らないで、大言を弄しているだけだ。その親分が森喜朗元首相であり、海部俊樹元首相のコンビである。  戦後教育を駄目にしたのは、文科省官僚だとか日教組だとか、国会の中ではかしましい議論をしているが、私に言わせれば自民党文教族がもっとも重い責任を感じるべきだと思う。もっとも文科省官僚や日教組にまったく責任がないとは言わない。しかし、政治家の姿勢に根原因があることを承知しておくべきだ。  自民党文教族で文部大臣になった人は沢山いる。世間は文部大臣という名に見惚れて立派な人物だと思っているが、とんでもないことだ。私の知る限りでは、真面目に教育や文教行政を勉強して見識をもっていたの

    Nean
    Nean 2006/11/15
  • MouRa│直言、公明党│平野貞夫「日本国漂流」 第37回「危険水域を超えた日本の議会政治」

    最近、国民生活を直撃するような異常気象がつづき、地球の異変が心配されている。それよりまして狂ったといえるのが日の議会政治だ。10月に発覚した2つの問題を取り上げておく。  ひとつは22日に行われた衆院大阪9区の補欠選挙についてである。創価学会関係者の話によれば、自民党公認候補の運動のため延べ100万人の創価学会員が選挙区で事実上の個別訪問を行ったとのこと。選挙期間中に同選挙区にいる人の3人に1人は、創価学会員だったと地元の人は言っている。  連立政権のパートナーである自民党の新総裁・新首相の安倍さんに恥をかかせるわけにはいかない。しかも、9月22日、わざわざ創価学会の池田名誉会長を極秘に訪ね、1時間以上熱心にメモを取りながら話を拝聴し、大変な評価を受けたとのこと。国会で事実関係を質問された安倍首相は「そんな事実はない」と否定したが、嘘をついている可能性が強い。というのは、その件の報道は、

    Nean
    Nean 2006/11/01
  • MouRa│直言、公明党│平野貞夫「日本国漂流」

    空騒ぎと馬鹿騒ぎで自民党の断末魔と言われた総裁選は終わった。予想どおり安倍晋三氏の圧勝だ。問題は政治の基である「理念と政策」を捨て去り、ひたすらポストと利権を漁る安倍劇場で、残り少なくなった権力の蜜を吸い尽くそうという様子は、もはや政治ではない。暴力団の縄張り争いより低次元なものだ。  日の有識者、ことにマスコミはこれを正面から批判できない。それどころか読売とか産経など一部のマスコミは、安倍自民党応援団として活発な動きを始めた。その大義名分は、新しい憲法を創るということだ。しかしこれを推進する輩は、憲法が何であるかを知らず、もっぱらグループの経済的利益を拡大する狙い、すなわち憲法改正を新聞販売の拡大に利用しようとするものである。そして、その広告塔に大勲位こと中曽根元総理が立っている構図を、日人は冷静に考えてみる必要がある。  断っておくが、私は自民党を創った良識のある人々に育てられ、

  • MouRa│直言、キツネ目の男│宮崎学「異議疑義物議」

    この国のテレビメディアの最近の報道では、北朝鮮報道が突出している。 「北朝鮮」で行われている「統治」は、なるほど悲惨なものであるし、そのことを報道することに何ら異議はない。しかしアメリカが行っている世界各地での行為は、「北朝鮮」のそれよりもはるかに非道である。「北朝鮮」の強制収容所を取り上げるならば、全く同じ視点でイラク・アルグレイブやキューバ・グアンタナモ収容所についての報道を落としては、それは品格のない低劣なものとなってしまう。 「北朝鮮」についてはキャンペーンで、「アメリカ」のそれについては刺身のツマのような報道にとどめるというこの国のテレビメディアの在り方の中にメディアの「戦争責任」を見る。  こんなこともある。「北朝鮮」報道の中で象徴的に取り上げられる「金正日バッジ」というものがある。思想の統一、忠誠心の象徴としてこの「バッジ」が「北朝鮮」国内でツールとして使われているということ

    Nean
    Nean 2006/09/13
  • 佐藤優外交のワナ

    8月16日未明、北方領土・貝殻島周辺海域で北海道根室市のカニかご漁船「第31吉進丸(きっしんまる)」(4.9トン、4人組み)がロシアの国境警備艇に銃撃され、乗員1名が死亡した。北方四島周辺海域でロシア側の銃撃により日人が死亡したのは1956年10月19日に日ソ共同宣言が署名され、同年12月12日に日ソ間の戦争状態が終結し、外交関係が回復してから初めてのできごとだ。  歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の北方四島がわが国固有の領土であるというのは、日の原理原則、すなわち国家神話、国民の物語である。国家神話は人知を超えた領域の話であるので、状況はよくわからないが、北方領土は絶対に日のものなのである。  現在のロシアでは、北方四島を巡る神話は確立していない。それだから北方領土を日に奪還できる可能性があるのだ。ちなみに1970年代後半、ブレジネフ書記長の権力が絶頂期にあった頃は、ソ連にも北方

    Nean
    Nean 2006/09/01
  • 第5回「国民を欺く警察発表はやめるべきだ」 MouRa│直言, 警察│黒木昭雄「真実の臨界点」

    さる8月4日午後1時10分、和歌山地裁第一法廷で和歌山県警のA元警部補(36)=逮捕後懲戒免職=を被告とする警察官同士の「強姦未遂」事件の初公判が開かれた。検察官による起訴状の朗読のあと、裁判長が、「事実と違っているところはありませんか?」とA被告に質(ただ)すと彼はうなだれるようにして「はい」と答え、起訴事実を全面的に認めた―― だが、この事件の裏側にはまたしても警察発表を悪用した、事実の隠蔽工作が行われていたのだ。まずはそれらを念頭において以下の記事を読んでほしい。  A被告は和歌山市に隣接する和歌山県岩出市に住んでいる。子はいたが、事件前に離婚し1人で暮らしていた。そして事件があった今年5月13日当時、A被告は和歌山県県北部に位置する橋市の和歌山県警橋署で生活安全刑事課の係長として勤務していた。一方、A被告に襲われた岩出署に勤務する被害者のB子さん(25)=事件当時=も独身で岩

    Nean
    Nean 2006/08/29
  • 第19回「戦争責任とメディア その2」~小泉から安倍へ、それにいかに擦り寄るか~ MouRa│直言、キツネ目の男│宮崎学「異議疑義物議」

    前回に続き、メディアに風穴を空ける可能性について記す。  その前に、小泉から安倍へと続く現在の状況とメディアの関係は、どのようなものかをまずは考えてみたい。そこで参考になるのが、辺見庸の新刊『いまここに在ることの恥』(毎日新聞社刊)である。  この中で辺見は、いわゆる小泉の劇場型政治について、「政治権力とメディアが合作したこの劇場の空気とは何だろうか。第一に、わかりやすいイメージや情緒が、迂遠ではあるけれど大切な論理を排除し、現在の出来事が記憶すべき過去(歴史)を塗りかえてしまうこと。第二に、あざとい政治劇を観る群衆から分析的思考を奪い、歓呼の声や嘲笑を伝染させて、劇を喜ばない者たちにはシニシズムを蔓延させたことであろう」と分析している。実に的確な指摘ではないか。 ところで、かつての戦争とメディアの関係についての検証は、この国では全く部分的にしか行われなかった。  且つその検証も、「評論家

    Nean
    Nean 2006/08/29
  • MouRa│直言, 警察│黒木昭雄「真実の臨界点」2006年8月18日 (金)第4回「秋田県警は自供せよ!」

    8月9日午後、秋田県警と秋田地方検察庁はすべての捜査が終結したとして、畠山彩香ちゃん(当時9歳)殺害の容疑で逮捕した実母の畠山鈴香被告(33)を秋田地方裁判所に追起訴した。件は当初から物的証拠の乏しい事件とされ、公判を危ぶむ声が上がっていたが、図らずも検察側には公判を維持できるだけの強力な「目撃証言」と「物的証拠」があるという。  だが私にはその言葉を素直に呑み込むことはできない。秋田地検が胸を張れるだけの捜査を行ったとは到底思えないからである。  そもそも「目撃証言」とは犯人が罪を行った瞬間、若しくはその直前、直後の様子を詳細に目撃した人物が実在するという意味なのだから、事件当日、藤琴川にかかる大沢橋の上で鈴香被告と彩香ちゃんらしき子どもを見かけたという程度の証言では、「目撃証言」とは言えないのである。それなのに、もしこの証言だけをもって「目撃証言」だというなら今回の追起訴は茶番という

  • MouRa│直言, 警察│黒木昭雄「真実の臨界点」│第3回「不信」

    米山豪憲君の父勝弘さんが、「秋田県警様」と題する質問状を能代署長に提出したのは去る8月2日午前のこと。 「質問の大半はすでに報道されているものばかりだから、明かされて当然!」米山さんはそう固く信じていた。ところが翌日の午前10時ごろ、米山さんの自宅に電話をかけてきた、能代署の渡部博樹刑事課長は蚊の鳴くような声でこういうのだ。 「提出された質問状にはお答えできません。捜査中の事案であり、公判を控えているので……」  秋田県警能代署は、米山さんが提出した13項目にも及ぶ質問について何ひとつ答えないばかりか、質問の回答を取りに来られても困るというのである。そもそも手渡した質問状に対する返答が、この電話一だけとは人をバカにした話ではあるが、能代署はそんな米山さんにさらなる冷酷無慈悲な扱いを続けたのだ。  以下は8月3日午後0時35分ごろ、正式な回答を求めるために能代署を訪れた米山さんと対応に出た

    Nean
    Nean 2006/08/14
    せめて、そうであってほしい。
  • MouRa│直言, 警察│黒木昭雄「真実の臨界点」2006年8月 4日 (金)第2回「戦いの狼煙」

    私が米山豪憲くんの遺影に対面したのは黄昏迫る7月27日の午後6時過ぎのことだった。通された居間の片隅に真新しい仏壇が置かれていて、その中に、あどけなく微笑む豪憲君の姿があった―― テーブルを挟んで座ると、去る5月17日午後、畠山鈴香容疑者(33)に最愛の息子を殺害された米山豪憲君の父、米山勝弘さん(40)がこう切り出した。 「私にはどうしても納得できないんです。彩香ちゃんが水死体となって発見されたとき、警察はなぜ徹底的に捜査をしなかったのでしょうか。もしあのとき、普通に捜査をしていれば鈴香はすぐに逮捕されたに違いないし、逮捕されなかったとしても警察にマークされた人間がさらに人を殺すとは思えないから、うちの豪憲は死なずにすんだはずです」 勝弘さんの戦いの原点はここにある。 前稿にも書いたが、警察は記者クラブ制度を悪用し、地元マスコミにガセネタをつかませることで事件を闇に葬り去ることに成功した

    Nean
    Nean 2006/08/05
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