連日、日本漢字能力検定協会への文部科学省の実地検査の報道が行われていて思ったんですが。 もちろん、仮に、資金の余剰が出ているのをいいことに理事が高額の報酬を得たり、獲得した資金を理事の関連会社に資金を流していたりしたとしたら、それがいいことでないのは言うまでもありません。 しかし、「公益法人としては認められない巨額の利益を上げ」「文科省は『毎年の利益水準が大きすぎる』とみており」などと報道されているように、日本の公益法人は、活動にかかる費用を上回る利益があるのはダメ、というノリになっているわけです。 公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律 (公益認定の基準) 第五条 六 その行う公益目的事業について、当該公益目的事業に係る収入がその実施に要する適正な費用を償う額を超えないと見込まれるものであること。 でも、「あるべき公益法人の姿」は、本当にそれでいいんでしょうか? たとえば、ノ