シンクロナイズドスイミングを見ていると、10人の女性が出てきて一糸乱れぬ演技をしている。生理は4-7日間続くので、この中の2-3人は生理中のはずである。 しかし彼女らは薬物を用いて、生理を回避している。これはドーピングではないかと思う。人間であれば調子の良い日、悪い日があるのが当然だが、薬物を用いて調子の悪くなる日を避けて調子を上げる、これはドーピングそのものであろう。調子が悪くても薬物に頼らず自らの力のみで戦う。そこに我々は感動する。 なので本来、シンクロナイズドスイミングの演技中には10人中2-3人の股からはモヤモヤと赤いものが流れ出ているはずである。そういう選手を見たことがないということ自体が、シンクロナイズドスイミングの薬物汚染の深刻さをあらわしている。 シンクロナイズドスイミングは採点競技であるから、ジャッジの判断によって成否が分かれる。チームメンバーの股からモヤモヤと赤いものが