横浜スタジアムで野球を観戦していた小学5年の男児に声を掛け、男児の下半身を触るなどしたとして、強制わいせつ罪に問われた横浜市栄区、学童指導員の被告(24)の判決公判で、横浜地裁(宮本孝文裁判官)は9日、懲役2年、保護観察付き執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。 宮本裁判官は「被告は『(触ったのは)愛情表現だった』と述べているが、非常識極まりない。児童の恐怖、嫌悪感を考えると結果は重大。被害者が感じた衝撃や保護者の怒りを、しっかり理解しているかも疑問が残る」と非難した。 判決によると、被告は8月2日午後7時15分ごろ、横浜市中区の横浜公園内で、男児の下半身を触るなどした。