<moku−go> 政治家のパフォーマンスには計算がある。では、韓国の李明博(イミョンバク)大統領が竹島(韓国名、独島)に上陸した計算は−−韓国の野党、民主統合党のコメントが明快だ。 「日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の締結問題で批判を受けた大統領が、独島訪問というイベントで国民の怒りを抑えようとした」 GSOMIA(ジーソミアと読む)という補助線を引くと、計算式がよく見える。この協定は2国間で軍事情報を交換するための包括的な取り決めだ。たとえば4月、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。54秒後、黄海に進出した韓国イージス艦のレーダーが探知した。迎撃ミサイルを搭載した米国イージス艦は後方にいるが、韓国艦の情報は無線LANで米艦に瞬時に流れ、弾道計算に使われたはずだ。コンピューター同士の情報交換技術がミサイル防衛で、その法的裏付けがGSOMIAと考えればいいだろう。 この時、自衛隊も沖
◇ブラックボックスの内部は「調整の現場」だった 08年末の「年越し派遣村」村長として知られる湯浅誠さんが今月7日、内閣府参与を辞任した。政府の外から貧困対策を訴えてきた社会運動家が、政権内に入って約2年。中に入って見えたものは?【山寺香】 ◇求められれば関わり続ける 湯浅さんが最初に内閣府参与になったのは、民主党に政権交代した直後の09年10月。派遣村村長として政府を厳しく批判してきた人物の登用は、注目を集めた。10年3月に一旦辞任し、同年5月に再任用された。 この間の政権の変化をどう見ているのか。 「漠としたイメージで言うと、従来の自公政権から一番外れたのが鳩山由紀夫政権でした。そこで提示された格差・貧困政策の方向性はおおむね歓迎すべきものでしたが、その後の菅直人政権で少し戻ってきて、野田佳彦政権でかなり戻ってきた。菅さんのころから、かつての自民党の幅の中に収まってきたと感じています」。
大阪市の橋下徹市長が、小中学生であっても目標の学力レベルに達しない場合は留年させるべきだとして、義務教育課程での留年を検討するよう市教委に指示していたことが分かった。法的には可能だが、文科省は年齢に応じた進級を基本としており、実際の例はほとんどないという。 橋下市長は、市教委幹部へのメールで「義務教育で本当に必要なのは、きちんと目標レベルに達するまで面倒を見ること」「留年は子供のため」などと指摘。留年について弾力的に考えるよう伝えた。 文科省によると、学校教育法施行規則は、各学年の修了や卒業は児童生徒の平素の成績を評価して認定するよう定めており、校長の判断次第では留年も可能。外国籍の生徒で保護者が強く望んだ場合などに検討されることがあるという。 市教委も「学校長の判断で原級留置(留年)できる」としているが、実際は病気などで出席日数がゼロでも進級させているという。担当者は「昔は長期の病気欠席
31日午前2時20分ごろ、東京都中央区勝どき3の10階建てマンション「ヴェラハイツ勝どき」6階のフリーライター、川勝正幸さん(55)方から出火し、約60平方メートルのうち約15平方メートルを焼いた。室内から川勝さんが救出されたが、間もなく死亡した。警視庁月島署は室内から出火したとみて調べている。 月島署によると、川勝さんは1人暮らし。ベッド周辺の燃え方が激しかったという。川勝さんはサブカルチャーに関する著作を発表していた。【伊澤拓也】
地形図の電子情報化に伴い、国土地理院が電力会社10社に送電線や鉄塔の位置について情報提供を求めたところ、全社がテロなど安全上の問題を理由に提供を拒否し、送電線などの表記が最新の電子地形図から消えたことが分かった。送電線の記載は、登山などで現在地を確認する際に利用されており、日本地理学会などは掲載の継続を求めている。【中西拓司】 送電線や鉄塔の記載が消えたのは、国土地理院の電子国土基本図。従来の紙の地形図(縮尺2万5000分の1)に代わるものとして、昨年2月からインターネット上で公開している。 従来の地形図は現地での測量に基づいて作製していたが、電子国土基本図は航空写真に、自治体や法人などから寄せられた道路や建造物の位置情報を反映させて作っている。 送電線や鉄塔などは航空写真では確認しにくいため、国土地理院は昨年末までに電力各社に位置情報の提供を求めた。ところが、いずれも「保安対策上の問題」
ポール・モチアンさん80歳(米国のジャズドラマー、バンドリーダー)。関係者に入った連絡によると、22日、血液の病気のためニューヨークの病院で死去した。 朝鮮戦争従軍後、1950年代から音楽活動に入り、59年から64年まで「ビル・エバンス・トリオ」に参加。ピアノ、ベース、ドラムが対等に演奏する革新的なスタイルで、名作「ワルツ・フォー・デビイ」「エクスプロレーションズ」などを制作し、ジャズ界に衝撃を与えた。以後も、自己のバンドのほか、ポール・ブレイ、キース・ジャレットなどのバンドに参加し、ドラム界をリードした。 先鋭的だが美しい響きを重視し、精緻で冷徹なドラミングは、その後のジャズに大きな影響を与えた。
新型コロナ 発熱客宿泊、拒めない GoToあいまい 旅館苦慮 新型コロナウイルス感染が再拡大する中、検温などの感染防止策を徹底することを条件に始まった政府の旅行需要喚起策「Go Toトラベル」。そこに、思わぬ法律の壁が立… (2020年8月14日 02:08) 核ごみ調査、寿都町意向 処分場選定 北海道知事は反対 原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、北海道寿都町(すっつちょう)は13日、選定の第1段階にあたる文献調査への応… (2020年8月14日 02:08) 新型コロナ 距離保って夏満喫 伊豆半島の海水浴場 お盆休みの13日、静岡県の海水浴場では砂浜がマス目状に区切られ、社会的距離を保って楽しんでもらえるよう工夫が凝らされていた。 新型コロナウイルス感染拡大の影響… (2020年8月14日 02:08) 熱中症、さらにご用心 マスク着用
年間800億円近い国の研究資金を配分する独立行政法人のかじ取り役に1日、民間企業出身者で初めて就いた。 政府による研究助成は「独創的なシーズ(種)を見つけるのは得意だが、社会に役立つ例が少ない。自分たちの技術をどう発展させるのかを考えている人材や経営者は民間企業にもたくさんおられる。そういう方とのパイプを太いものにしたい」という。 少年時代、科学者にあこがれた。父親が買ってくれたアルフレッド・ノーベルと湯川秀樹博士の伝記を読み「子供なりに自然の根源とは何かと考えた」。東京大では原子核物理の理論を学んだ。その時使ったのが日立製作所の計算機。「これだけの技術をもっと広く社会で使えないか」。修士課程を終えて日立に入社、主に半導体レーザーなどの研究開発に従事してきた。 社内の博士号を持つ人たちのまとめ役も務めた。名前は、恩を社会に返すという意味と「変人」をかけた「返仁(へんじん)会」。毎年入会する
カタルーニャ国際賞の授賞式で、スピーチする作家の村上春樹さん=スペインのバルセロナで2011年6月9日、ロイター 9日のスペインのカタルーニャ国際賞授賞式で配布された作家村上春樹さんの受賞スピーチの原稿全文は次の通り。(原文のまま) 「非現実的な夢想家として」 僕がこの前バルセロナを訪れたのは二年前の春のことです。サイン会を開いたとき、驚くほどたくさんの読者が集まってくれました。長い列ができて、一時間半かけてもサインしきれないくらいでした。どうしてそんなに時間がかかったかというと、たくさんの女性の読者たちが僕にキスを求めたからです。それで手間取ってしまった。 僕はこれまで世界のいろんな都市でサイン会を開きましたが、女性読者にキスを求められたのは、世界でこのバルセロナだけです。それひとつをとっても、バルセロナがどれほど素晴らしい都市であるかがわかります。この長い歴史と高い文化を持つ美しい街に
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