環境に良いものって結局自分の体にも気持ちいい。そのことをもっと若い人が気付けば自然とサステイナブルファッションをみんな望むと思うんだ。 そう語るのは、2017-18年秋冬コレクションでデビューしたファッションブランド「Beaugan(ボーガン)」のデザイナー、クリストファー・ハンシー氏。 「Beaugan(ボーガン)」とは、学力が低い人、素行の悪い人を差別的に指すオーストラリアのスラング「Bogan(ボーガン)」と「Beautiful(美しさ)」を掛け合わせた造語である。 「オーストラリア人の性でブランドの名前には冗談を取り入れたかったんだ(笑)」という彼だが、Beauganの服は日本の伝統的な「泥染め」の手法を起用し、胴着の素材を用いている。スラングを取り入れるユーモアを感じつつ、ある意味、「泥染め」や「胴着」という点では文字通り「荒さ、泥臭さ」に見出す「美しさ」を具現化する納得の名前か
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