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2016年6月10日のブックマーク (1件)

  • セクシー登山部

    岳人の担当編集者である猪の毛皮に村上春樹膜をレイヤリングしている文学山男子こと服部文祥さんの「ツンドラ・サバイバル」(みすず書房)が第五回梅棹忠雄・山と探検文学賞を受賞した。服部さんがその賞金で太っ腹にも酒池肉林のパーティーを開き、それに僕を招いて下さるというので、浮くだろうなと思いながらも涎をダラダラと垂らして参加させて頂いた。ゴールデンピラー黒部横断をしている間、偶然にも仲間達と鹿肉の話で盛り上がり、無性に服部さんの鹿肉がいたい欲求が盛り上がっていたので運命のタイミングだったのだ。大げさか。 ――そのよくよく日、ポッと一日予定が空いてしまい、なんだかどうしようもなくムラムラと登山がしたい衝動が盛りあがり、いまや売れっ子大作家先生である角幡唯介に「明日、暇? 山に行かない?」と、電話をしてみた。