「祝いめでた」も「花笠音頭」もルーツは同じ 毎年7月に福岡市で行われる博多祇園山笠の事については、ここでも度々取り上げてきた。この山笠のクライマックスである「追い山」で一番山の流の男衆は櫛田神社の境内に入った直後、観客と共に博多祝い歌の「祝いめでた」を歌う。これはテレビでも中継されるので、ご覧になった方も多いと思うが、この「祝いめでた」は博多での結婚式などの慶事に加えて、同窓会や同別会など酒宴での締めには欠かせないものとなっている。これを歌った後は「博多手一本」という他地域で言えば三本締めなどにあたる手拍子でお開きになり、後は二次会へというパターンが多いという。 「♪祝いめでたの若松様よ」で始まる「祝いめでた」の歌詞は、もともと「伊勢音頭」の歌詞が原型とされる。はるか江戸の世の昔に大流行した伊勢神宮参拝の際、博多んもんがこの伊勢に伝わる民謡を覚えて帰り、博多商人が年末の大掃除の囃し歌とし
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