“ネガティブすぎるイケメンモデル”のキャッチコピーでブレイクした、モデルの栗原類さん。今月発売の新著『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』では、自身の発達障害に向き合ったことで注目されている。 【画像】発達障害の生づらさについて語る栗原類さん インタビュー前編では、ADD(注意欠陥障害)の告知・受容、アメリカと日本での支援体制の違いについて語っていただいたが、今回の後編では、過去のイジメ体験や、周囲から受けてきた支援を振り返りつつ、発達障害者特有の生きづらさを解消するためにはどうしたらよいかを伺った。 * * * ―「自分に興味がない」と言われていましたが、それはどういう意味でしょうか? 栗原 自分に興味がないというか、自分を認識できてなかったんです。僕は自分の内面の変化に注意を払って、意識を向け続けるのが難しいので、自分自身について認識できるようになったのは中学生くらいでし