ブッダが、だらしなく寝ている美女を見て悟ったという話がある。 まだブッダが王子だった頃、踊り子達と飲み会をしていた。そこで、一人の美女が座りながら、無防備に口をあけて寝ているのを見かけた。 その時にブッダは、この美女が自分に好意があるのではなく、仕事で来ているのだという事をあらためて目の当たりにし、この世の虚しさを悟ったという。 これは現代で言えば、キャバクラなどで感じる虚しさに通じるものがある。 であれば、仏教をキャバクラで例えたら分かりやすいのではないか。 そう思って昔、般若心経をキャバに例えて訳してみたが、あらためて完訳バージョンを作ってみたのでご紹介したい。 キャバクラ心経観音さまは、とあるキャバ嬢が自分を好きかどうかで悩んでいましたが、ある日キャバクラの一切は虚像、すなわち空であることを悟り、悩みがなくなりました。 (原文:観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄
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