今回は研究という側面から、少し専門チックなことを含めながら、私の博士号取得課程をお話しします。 修士課程では、学部時代のゼミの本を継続して講読し、読み終えた頃に論文を読むようになりました。最初は師匠から紹介されたものを読んではゼミで紹介するのを数本やりました。そのうち自分で見つけた論文の結果を拡張できるのではないかと考え、一変数の結果を多変数の結果に拡張する事に成功しました。修士論文ではその結果をまとめました。 その後高校教員になり、10年ぐらい経ってから修士論文の結果をさらに単著論文としてまとめ直し、投稿する運びとなりました。学校の先生をしながらなので誰かから直接指導を受けることもできず、(数学ではLaTeXというソフトを使いますが)パソコンでまとめる作業にもかなり苦慮したのを覚えています。何度かやり直しをしたのち最初の論文の掲載が決定しました。エディターには大変迷惑をかけました。 2本
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