2013年の大学入試で、最新の私立大学部・学科別難易ランキング(偏差値)が明らかになった。本紙ではまず文系の動向に着目。就職面で理系より不利なためハードルが下がったとのイメージが先行しているものの、実際にはどのような傾向があるのか。勝手な「思い込み」によって後で痛い目に遭わないためには、十分な情報の収集と分析が必要だ。 入試難易ランクを調査したのは、大手予備校の「代々木ゼミナール」(東京)。昨年度に実施した模試の結果と12年入試の結果を照らし合わせてランク付けを行い、毎年夏に発表している。これから受ける模試の結果が、表に記載された志望校の偏差値に達すれば、合格可能性は約60%、高競争率の大学は55%前後となる。 不況の影響を受け、就職で有利な専門性を身に付けられる理系人気の流れは止まらない。特に法学部は「弁護士になっても就職先の法律事務所を探すのが難しい」(法曹関係者)と、せっかく苦労
鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog お盆休みは三重の実家でずっと論文書きをしていて、やっと完成。「大学病院における鍼灸診療の経験」という6月に開催された第61回全日本鍼灸学会での会頭講演の内容をまとめました。私が三重大学長だった2007年に、私立の鈴鹿医療科学大学(鈴大)との間で包括連携協定を結び、その連携事業の一環として2010年から三重大病院で鍼灸外来がはじまったんです。鈴大には、鍼灸学科があり、その卒業生の鍼灸師と鈴大の教員が三重大で鍼灸診療に携わっています。私は鍼灸の専門家ではないのですが、そんな経緯もあって、この2年間の三重大病院での鍼灸外来の経験を報告しました。 さて、今日は、前回の鼎談のお話の続きですね。鼎談から少し日が経って、記憶もぼちぼち薄れかけているのですが、財務省主計官の神田さんが強調されていた
ニューヨーク市立大の政治学の教授 Hacker氏が書いた "Is algebra necessary?"(代数は必要か?)が話題になっている (原文 と 評論つき日本語記事)。 氏の述べていることを簡単にまとめるなら、 -- 学校での数学の教え方は旧態依然としており社会のニーズに即していない。 -- 多くの学生が、数学のせいで高校や大学をドロップアウトしたり、 良い大学に入れなかったりしている。 -- その結果、数学以外の才能を持つ人材を無駄にしている。 -- 多項式の計算や微積分などは自然科学を学ぶ学生など一部のものとすべき。 -- 一般の学生向けには、消費者物価がどう作られてるとか、 量的感覚を重視した科目を教えるべき。 ということのようだ。 そんなに無茶苦茶なことは言っていないように見えるが、 多くの数学者は記事に激しく反応しており うちの数学科のメーリングリストもハチの巣を突いたよ
「生産性」とは一般的に限られた資源を用いてどれだけ効率的に付加価値を生み出せるかを測る指標である。特に経済成長論では、生産性の成長は持続的な経済成長の源泉として考えられている。本稿では、マクロ経済データを用いて、日本の生産性を見てみよう。 一般的に使われる「1人当たりGDP」とは、国内で生み出された付加価値生産の総額であるGDPを居住者数で割ったもので、居住者1人当たりの平均生産性ととらえることができる。そこで、まずOECD加盟国34カ国の1人当たり実質GDPを比較しよう。 GDPと人口のデータは、米ペンシルバニア大学のアラン・ヘストン教授、故ロバート・サマーズ教授らが手掛けた「Penn World Table 7.1」を使うことにする。このデータは、それぞれの国の通貨の購買力平価(Purchasing Power Parity: PPP)で調整した実質GDPを算出している。PPP調整とは
SPARC JapanセミナーではOA出版に関する議論が最近盛んです。 OAメガジャーナル、日本も科研費でOA出版助成が、など、出版社、学会、図書館など様々なステークホルダーが参加している昨今ですが、その中で最近の大きな話題としてはハワード・ヒューズ財団、マックスプランク、Wellcome trustといった研究助成機関が自ら一流の成果を発行するOA雑誌、eLifeをこの冬に創刊する・・・という話題があります。 Latest research | eLife もともと研究助成機関はOAにおいて重要な役割を担ってきたわけですが、ついに自ら出版者として参加する、ということでここ数年のOA出版の動向としても大注目の一件なわけですが、今回のSPARC JapanセミナーではそのeLifeから、Mark Patterson氏を招いてのお話でした! 国際学術情報流通基盤整備事業 │ イベント情報 │
皮膚細胞、「虹色素胞(にじしきそほう)」の伸縮によって体色を自在に変化させるアメリカケンサキイカの一種。 (Photograph courtesy Roger Hanlon) イカの皮膚の色を瞬時に変化させるのはその神経細胞の働きであることが、新たな研究で判明した。 イカのメタリックな輝きは、微小な板状構造の集まりを持つ皮膚細胞「虹色素胞(にじしきそほう)」が光を反射して生まれる。虹色素胞は、神経系の胚組織である色素胞の一種で、反射した光は短波長の青色となる。 共同研究者でアメリカ、マサチューセッツ州にあるウッズホール海洋生物学研究所の神経動物行動学者パロマ・ゴンザレス・ベリード(Paloma Gonzalez-Bellido)氏は、「石鹸の泡や、海面に浮かぶ薄い油膜などと同じ効果を生む」と話す。 しかし、イカが虹色素胞の“オン/オフ”を切り替える正確な仕組みは解明されていなかった。
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6月10日午後、京都市内において労働組合法人全国大学人ユニオンの結成大会が開催され、「大学界における個人加盟の産業別労働組合」が発足した。結成大会に先立って、銀行産業労働組合の元書記長である甲賀邦夫さんが「全国大学人ユニオンに期待する-銀産労(現金融ユニオン)の経験から-」と題した記念講演を行った(講演の概要は、『地域と労働運動』2012年9月号に掲載)。 結成大会では、経過報告、規約、2012年度方針と予算が承認され、望月太郎・執行委員長、塚田亮太・書記長をはじめとする11人の執行委員と2人の会計監査が選出された。また、結成宣言が採択された。 5月1日付で公表された準備会の呼びかけ「新しい社会運動として、大学における産業別労働組合を」では、「国公私立の設置形態を超えて、正規・非正規の雇用形態を超えて」と謳っており、北海道から九州までの17の国公私立大学・短期大学の正規・非正規労働者が加入
米マイクロソフトは23日(現地時間)、同社の社名ロゴを変更したと発表した。Windowsの旗、あるいはタイルをイメージしたカラーのグラフィックが追加されている。 同社は1975年の創業以来、80年代までは何度か社名ロゴを変更してきた。1987年にやや斜体のかかったロゴに変更してからは、25年にわたってそれを使い続けてきた。マイクロソフトでは「我々は現在、すべての製品に対して新しいバージョンのリリースを進めており、2012年はマイクロソフトにとってエキサイティングな年」だとして、社名ロゴの変更にふさわしい時期だとしている。 新しいロゴには色の違う4枚のタイルを生保系に並べたグラフィックが負荷された。単純な正方形になっているものの、配色はWindowsのロゴとまったく同じ。発売が迫っているWindows 8のユーザーインターフェースをデザイン化したものにも見える。文字部分は既存のフォントをその
まずは押さえておきたいのですが、そもそもイノベーションというのは突出した個人が引っ張っていくもの。そのときその人の国籍や民族というのは、ほとんど関係がないと私は思います。「日本は、日本は」と言いすぎるのもどうかと思うし、逆に「日本人はどうやってもダメだ」などと思い込むのは、あまりにも自虐的です。そうやって最初から自信を失ってしまっては、何も生まれません。 コンピュータの世界でもかつては、日本人にメモリは量産できても、オリジナルなマイクロプロセッサなんて設計できないと言っていた人がいました。しかし、ちゃんと「Cellプロセッサ」のような実績もありますしね。とはいえ、インターネットの世界ではアメリカ発の世界企業の優位性が厳然としてあります。Googleはアメリカから来たし、FacebookもAmazonもAppleもMicrosoftもそうです。及川さんはその一つの企業の社員でもあるわけですね
米国のカリフォルニア大学バークレー校、コーネル大学、ミネソタ大学、バージニア大学、ウィスコンシン大学が、2012年春学期に共同で実施していたデジタル教科書試行プロジェクトの最終報告書(2012年8月1日付け)が公開されています。主な結果として以下のようなことが紹介されています。 ・デジタル教科書とは別に紙書籍版を購入したのは12%だけだった。 ・学生たちが今後デジタル教科書を購入するようになるには、その価格を下げることが最大の要因であると考えられる。また、デジタル教科書の持ち運びのしやすさも非常に大きな要因だった。その他、インターネット接続がなくても閲覧できることや、一学期だけではなく学生生活全体を通して利用できることが挙げられた。 ・ズームのしづらさなどデジタル教科書の文章の読みにくさは学生から何度も指摘された。 ・多くの場合、教員らは、メモの共有や学生の行動把握のようなデジタル教科書の
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