ベネッセホールディングスは7月2日、代表取締役会長兼社長 原田泳幸氏による同グループの経営方針についての説明会を開催した。 関連画像を見る 原田氏は社外取締役から今年6月の株主総会の承認を経てベネッセホールディングスの会長兼社長に就任したもので、新しい経営方針について自ら説明するという、同社としては異例の発表となった。予定終了時刻を超える会見で、グループ全体の事業方針の説明と質疑応答が行われた。 冒頭、原田氏は「ベネッセ=進研ゼミと思っている人が多いかと思いますが、このイメージを払拭したい。」と語り、今回の発表ではいくつかの改革を進めていくことを表明した。そのうち教育事業に関わる部分の概要を紹介する。 原田氏によれば、進研ゼミはベネッセの中核事業ではあるが、そのイメージが強すぎて、他事業の業績がよくても4月の会員獲得数だけで事業を評価されがちであるという。そこで、東京個別指導学院、東