『うたかたの日々』原画 (C)岡崎京子/宝島社 漫画家・岡崎京子のこれまでを振り返る、初の大規模展覧会「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」が芦花公園にある世田谷文学館で1/24(土)より始まる。 『pink』『リバース・エッジ』『ヘルタースケルター』などで知られる漫画家・岡崎京子。1996年に不慮の事故により活動を休止するものの、その後も未刊作品の出版や復刊が続いた。特に『ヘルタースケルター』は2012年に監督・蜷川実花、主演・沢尻エリカによって映画化されたことでも大きな話題になり、若い世代の読者にも広く知られる存在に。 『へルタースケルター』扉原画 (C)岡崎京子/祥伝社フィールコミックス 『pink』カバー原画 (C)岡崎京子/マガジンハウス 彼女は常に、その時代時代を生きる女の子たちの姿を見つめていた。夢や憧れを描く少女漫画とは対照的に、日常や家族像、高度資本主義下における女性の欲