印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「私たちが参加しているプロジェクトでは毎日1000〜2000検体(ハッシュユニーク数)のマルウェアが捕獲されている」――こう話すのは有限責任中間法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)の理事である真鍋敬士氏だ。 さまざまな防御に適応し、変化するマルウェア 真鍋氏は、JPCERT/CCにおいて、ボットをはじめとするマルウェアや攻撃に使われる技術を分析するアーティファクト分析センターの長でもある。JPCERT/CCはコンピュータセキュリティインシデントに対応する中立的な調整機関だ。国内外の脅威情報を分析して情報発信するとともに、総務省と経済産業省の連携プロジェクトであるボット対策推進事業(CCCプロジェクト)におい