北アルプス白馬大雪渓(北安曇郡白馬村)の3号雪渓でこの春に発生した岩盤崩落について、新潟大学(本部・新潟市)の奈良間千之(ちゆき)教授(自然地理学)の研究室が調べたところ、崩れ落ちた岩石の量は700立方メートル以上だったことが分かった。3号雪渓の上部にある2号雪渓では…
![崩れ落ちた岩石は700立方メートル以上 白馬大雪渓の3号雪渓〈山と人と信州と〉|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e5305e677fd5fe6f304a3e25c90913204015b5cb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.shinmai.co.jp%2Fweb-image%2F20240626%2FCNTS2024062600478_M.jpg)
北アルプス白馬大雪渓(北安曇郡白馬村)の3号雪渓でこの春に発生した岩盤崩落について、新潟大学(本部・新潟市)の奈良間千之(ちゆき)教授(自然地理学)の研究室が調べたところ、崩れ落ちた岩石の量は700立方メートル以上だったことが分かった。3号雪渓の上部にある2号雪渓では…
登山者が国特別天然記念物の県鳥ライチョウの目撃情報を投稿できる無料アプリ「ライポス」の利用が、想定を超えるペースで伸びている。開発した県は当初、年間300件以上の投稿を目指していたが、運用開始直後から目標を達成し、3年弱で約1200件に達した。生息地の把握は生態を読み解くヒントにもつながっており、県は本格化する夏山シーズンを前に一層の協力を呼びかけている。 情報を募る対象エリアは県内の山岳地帯。ライチョウを見つけた登山者は日時、場所、天気、個体数、撮影した写真を登録する。位置情報システムを搭載したスマートフォンだと正確な目撃地点も記録できる。集まった情報を落とし込んだ地図は県がホームページで公開している。 ライポスは2021年6月30日に運用をスタート。投稿件数は初年度が338件、22年度が466件と順調に伸び、23年度も24年1月までの集計で397件になった。紙やメールで情報を募っていた
■富士見町出身の登山家、6月下旬から 松本市出身の映画監督和田萌さんも同行 諏訪郡富士見町出身の登山家平出和也さん(44)=東京都町田市、石井スポーツ所属=が6月下旬から、パキスタン北部にある世界第二の高峰K2(8611メートル)で未踏の西壁からの登頂に挑戦する。酸素濃度が地上の3分の1となる8千メートルで、垂直に近い氷と岩の壁を登る。これまで何度も海外の高峰を未踏ルートから登頂してきた経験を生かし「不可能を可能にしたい」と決意を語る。 K2はその険しさ、気象の変化の激しさによる難易度の高さから「非情の山」とも呼ばれる。1954(昭和29)年、イタリア隊が南東稜から初登頂。日本などの登山隊も別ルートから登頂を成功させている。多くは約5千メートルのベースキャンプ(BC)に近い南壁からのルート。壁の基部まで日数を要する西壁からの挑戦は少なかった。 西壁からの過去の挑戦で、最高到達地点は標高約6
JR東海は27日、県内のリニア中央新幹線建設工事に伴う2022年度の環境調査の結果を公表した。伊那山地トンネル青木川工区の本坑掘削の影響で、下伊那郡大鹿村大河原の個人所有の井戸2カ所で水位が約2~5メートル低下したと報告。水利用には…
国天然記念物に指定され、県や諏訪市が動植物への影響を考え立ち入らないように求めている霧ケ峰の車山湿原周辺の斜面を滑るスキーヤーやスノーボーダーが多く確認されている。バックカントリースキーの人気の高まりなどで昨季から増加傾向。今年は積雪が少ない上に滑った跡が多いことから県霧ケ峰自然保護センターなどが注意を呼びかけている。 滑った跡が多く見られるのは車山湿原の南側にある標高1925メートルの車山(諏訪・茅野市境)の北側斜面。センターによると昨年からスキーやスノーボードで立ち入る人が増えた。以前は週末に1、2人が滑った跡があったが、今年は数え切れないという。植物が露出している場所でも痕跡がある他、車山湿原内まで跡が延びていたこともある。 同センターは立ち入りを防ごうと職員が巡回して注意。大半の人が天然記念物だと知らないまま滑っているという。一帯では数百メートルに及ぶ雪崩が発生することもあり、「一
県環境影響評価技術委員会は24日、県庁で開き、JR東海がリニア中央新幹線工事の影響を調べた2022年度の環境調査結果を審議した。委員側はトンネル湧水の発生や井戸の水位低下などを議論する情報が不足していると指摘し、同社は「できる限りのデータを示せるよう検討…
大町署によると、北アルプス五竜岳の南方稜線上(標高約2600メートル)で5日、滑落して行動不能になった広島市の会社員男性(32)を救助した。左膝をけがしているもよう。男性は1月10日に新潟県内から単独で入山し、北アルプスを縦走していた。自ら救助要請し、富山県警ヘリが救助。松本市内の病院に搬送された…
■第4部 生物と人、共生の道④ 「大きなイワナがいる!」。初夏、上高地の小梨平で小川をのぞき込んでいた観光客が声を上げた。ただ、実際はイワナではなく、清流をわが物顔で泳ぐのは欧州原産のブラウントラウトだ。 上高地ではかつて「イワナ七分水三分」と言われるほどのイワナの宝庫で、訪れる人の食膳をにぎわせた。だが、大量捕獲や河川工事もあり、数が減少したという。 大町山岳博物館(大町市)が編集した「北アルプス博物誌」によると…
北アルプス涸沢(松本市安曇)の山小屋涸沢ヒュッテ(標高約2300メートル)で24日、スタッフ2人の新型コロナウイルス感染が確認された。最短でも29日までは営業を自粛する。再開は未定。北ア唐松岳(2696メートル)の唐松岳頂上山荘も…
上高地など北アルプス一帯で16、18日、低空飛行する複数の軍用機を本紙記者や観光客らが相次いで目撃した。16日の機体は米海軍のFA18E戦闘攻撃機(通称スーパーホーネット)とみられる。穂高連峰の上を低空で旋回することもあり…
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