スマホ切れ、食料も尽きて 雪の北アルプスからの生還〈山と人と信州と〉｜信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

「遭難したんだ。どうしたら帰れるだろう」。北アルプスに入山した２０代の２人パーティーが１０月２０日午後、沢筋で雨に打たれていた。 この日、ツェルト（簡易テント）をたたんで、三俣山荘（営業終了）前を出発したのは午前４時４５分ごろ。雲は多めだったものの、風は弱かった。ただ、午後から天気が崩れるとの予報。山荘から歩みを進めた鷲羽岳（２９２４メートル）の稜線（りょうせん）は雪に覆われていた。 ２人に雪山の経験はなく…

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11月後半の伊藤新道でシェルター泊、それなりの経験者パーティかと思ってたら随分と違った。それでも助かったのは若さと体力か…