ニューヨーク(CNN) 19日に発生した世界規模の障害は、5000便以上の民間航空便の欠航のほか、小売り販売や荷物の配送から病院での手続きまで多くのビジネスを混乱に陥れた。 この問題は、米サイバーセキュリティー企業クラウドストライクのソフトウェアのコンテンツ更新における一部のコードの不具合が原因で発生した。不具合の修正には時間がかかるとみられ、すべてのシステムが完全に復旧するまでに数日かかる可能性がある。 クラウドストライクは謝罪したが、影響を受けた顧客に補償を提供する予定があるかどうかについては言及していない。 専門家は賠償金の要求や訴訟の可能性は大いにあるとみている。 1600億円の請求 専門家の多くは現時点では今回の世界的なインターネット障害の費用を正確に把握することはできないとしている。一方で、ストライキなどによりビジネスが中断された場合の経済損失の推定を専門とする調査会社は、今回
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