アゴラ研究所の運営するエネルギー研究機関GEPRは非営利で、読者の皆さまにエネルギーをめぐる情報を提供しています。 国民的な関心を集める放射能の情報について、役立つウェブ情報をまとめました。図は放射線医学研究所の提供する放射線量のスケールの一覧です。福島原発事故によって拡散した放射性物質による東日本の放射線量による被曝の増加量は、大半の人にとって内部被曝も含め年間10ミリシーベルト(mSv)以下と推定されています。(内閣府・低線量被曝のリスク管理に関するワーキンググループ報告書)これによる健康被害の可能性はほぼありません。 震災から3月11日で1年経ちます。冷静に問題を受け止め、日本の復興のために注力しましょう。 その1) 日本政府・内閣府は昨年11月にまとめた専門家の討議を基に、『「低線量被ばくのリスク管理に基づくワーキンググループ」報告書に基づいた健康への影響とこれからの取り組み』とい