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ブックマーク / agora-web.jp (27)

  • トリチウム問題で韓国の愚挙を嗤えない日本社会

    河田東海夫 元原子力発電環境整備機構(NUMO)理事 波紋を呼んだ原田発言 先週、トリチウム水に関する韓国のイチャモン付けに対する批判を書かせていただいたところ、8千人を超えるたくさんの読者から「いいね!」を頂戴した。 しかし、その批判文で、一つ重要な指摘をあえて書かずにおいた。実は、この件に関しては、残念ながら日社会自体が韓国の愚挙を批判する資格がないということだ。 9月11日の内閣改造の前日、退任直前の原田環境大臣(当時)が、トリチウムを含む処理水について「所管を外れるが、思い切って放出して希釈するしかないと思っている」と発言したことが波紋を呼んだ。早速全漁連が翌日都内で記者会見を開き、「絶対容認できない。発言撤回を」と強く反発した。 先週の拙稿でも述べた通り、福島第一サイトに貯留されているトリチウムの総量(注)は海外の原子力施設からの放出量と比べてもとんでもない量では決してなく、全

    トリチウム問題で韓国の愚挙を嗤えない日本社会
    OSATO
    OSATO 2019/09/19
     まずはテレビで大きく取り上げて国民的議論としなくては。すべてメディアが悪い。
  • 【再掲】福島第一のトリチウム水にイチャモンをつける韓国は、その6倍以上のトリチウムを日本海に放出(改訂)

    韓国の文在寅大統領が、福島第一原発の「処理水」について国際海洋法裁判所への提訴を検討すると発言しました。この記事は2019年9月19日の再掲です。 河田東海夫 元原子力発電環境整備機構(NUMO)理事 9月5日、韓国の科学技術情報通信省は、東電福島第一原発サイトで増え続けている「トリチウム水」(放射性のトリチウムを含んだ処理水)の問題に関し、「隣国として、海洋放出の可能性とこれに伴う潜在的な環境への影響に深刻な憂慮がある」と記した書簡をIAEA)に送付した。今月中旬開催予定のIAEA総会で、この問題を加盟国に訴える(要するに騒ぎ立てる)方針らしい。 ところで、韓国は月城(ウォルソン)原子力発電所で4基のCANDU炉(重水炉)を運転していいるが(ただし1号機は昨年退役)、この型式の炉は軽水炉に比べてトリチウム放出量が一桁大きい。 月城原子力発電所からのトリチウム年間放出は、トリチウム回収設備

    【再掲】福島第一のトリチウム水にイチャモンをつける韓国は、その6倍以上のトリチウムを日本海に放出(改訂)
    OSATO
    OSATO 2019/09/10
     対立という形ではなく、韓国を取り込む形に持っていく方が懸命だと思うのですけどね。→https://osato512.hatenablog.jp/entry/2019/09/06/215505
  • 原発事故5年、まだ鼻血デマ−朝日新聞の狂気 – アゴラ 言論プラットフォーム

    鼻血の妄想はネット上では「笑い話」なのだが…(作者不明ながら鼻血ポスターを茶化したパロディ「脱げぱんつ」) 「ママ、なんで窓あけるの!放射能あるのに!」と泣き叫ぶ 朝日新聞が「 核の神話:20福島から避難ママたちの悲痛な叫び 」という、こっけいな記事を掲載した。田井中雅人記者( @tainaka_m )の執筆だ。彼の記事はまとまりが悪く下手と思うが、内容のレベルがここまで低いことに驚いた。 異様な記事を一読していただきたい。横浜弁護士会のシンポジウムでの自主避難の母親らの発言を垂れ流し、偏向した研究者の発言を取り上げている。 放射能について福島から、横浜に逃げた主婦の講演だ。この人は被ばくを避けるとして子どもに長袖を着せ、毎日、周囲とトラブルを起こしたという。 「そうこうしているうちに、娘が大量の鼻血を出すようになりました。噴出するような鼻血だったり、30分ぐらい止まらなかったり、固まりが

    原発事故5年、まだ鼻血デマ−朝日新聞の狂気 – アゴラ 言論プラットフォーム
    OSATO
    OSATO 2016/03/20
     「日本のメディアはそれを担う資格を持つレベルにも達せず、デマを垂れ流す記者がいる。そもそもアホなのだ。「これは朝日が「左」だとか「反日」だとかいうより、おそろしい事実だ」。」<強烈。
  • 市民運動の「正義」の危険-福島で嫌がらせ続く : アゴラ - ライブドアブログ

    今回の清掃活動の背景になった「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」 伝えられない清掃活動への嫌がらせ NPO法人ハッピーロードネットや浜通りの青年会議所でつくる「みんなでやっぺ!きれいな6国(ろっこく)」実行委員会は10月10日、福島県浜通りの国道6号で、約1400人が参加した。住民、東京電力社員、除染作業員、地元中高生200人がごみ拾いを行った。(福島民友記事)東京福島第一原発事故以来、5年ぶりの清掃活動であった。 ところが、このイベントの影には、伝えられない問題があった。「福島は危険」「反原発」を唱える人たちが「抗議」と称する嫌がらせを繰り返したのだ。手紙、匿名電話、ファクス、メールを事前に実行者に送り、またインターネットでも批判記事が各所で書かれ、その中には「殺人だ」「嘘つき」という、聞くに堪えない言葉があった。 当日は放射線防護服を着た集団がサングラスをかけ、一部の参加者の周り

    市民運動の「正義」の危険-福島で嫌がらせ続く : アゴラ - ライブドアブログ
    OSATO
    OSATO 2015/10/22
     「こうした清掃活動のような前向きの動き、そして福島における「市民運動」の一部の危険さはもっと日本中に知られるべきである。」
  • 福島浜通りの現状:敵は放射線ではない

    越智小枝 相馬中央病院・内科医 医学博士 公衆衛生学修士 現場主義者の「浜通り留学」 リウマチの疫学を学ぼう、と公衆衛生大学院への留学を目指していた私の元に、インペリアルカレッジ・ロンドンから合格通知が届いたのは2011年2月28日。その時は、まさかそのわずか11日後に起こる事件のために自分の進路が大きく変わるとは、想像もしていませんでした。 留学後に災害公衆衛生を学び始めた私は英国のPublic Health Englandや世界保健機関(WHO)など、大きな組織でもインターンをさせていただきました。しかし臨床屋の悲しい性でしょうか。私はどうしても「現場」が気になる体質のようです。結局留学生活の後に腰を落ち着けたのは、ここ、福島県相馬市でした。 しかし、浜通りに対する偏見がどれだけ残っているのか、ということに、私はうかつにも気づいていませんでした。 海外にも残る偏見 「『フクシマに行くの

    福島浜通りの現状:敵は放射線ではない
  • 【GEPR】帰還者に知っていただきたいこと【復興進む福島1】

    2015年9月25日の記事の再掲です。(GEPR版) 越智小枝 相馬中央病院 内科診療科長 福島の原発事故から4年半がたちました。帰還困難区域の解除に伴い、多くの住民の方が今、ご自宅に戻るか戻らないか、という決断を迫られています。 「当に戻って大丈夫なのか」 「戻ったら何に気を付ければよいのか」 という不安の声もよく聞かれます。 福島県に努める医師としてこの帰還問題を眺めた時、まず、帰還する・しないという選択は、何の為に、誰の為にあるのか、という事を考えていただきたいと思います。帰還は国益の為でも地域振興のためでもありません。決断を下された1人1人の方が、その決断によって健康にならなければ意味がないのではないでしょうか。 帰還を決められた方、迷われている方が、今後放射能を正しく恐れ、正しく避け、そしてより健康になっていただくために、健康を守る医師という立場から考えていただきたいことが5つ

    【GEPR】帰還者に知っていただきたいこと【復興進む福島1】
    OSATO
    OSATO 2015/09/25
     「健康リスクが放射能だけでないのと同様、健康になるための手段は放射能を避けることだけではありません。」
  • デマ拡散者は何をしたか-福島への呪いを解く : アゴラ - ライブドアブログ

    (写真)事故直後に避難所になった、郡山市の「ふくしまビッグパレット」。混乱状況において、おかしな情報を流したデマ拡散者は日を破壊する意図があったとしか思えない。 混乱を楽しむ異常な人々 東日大震災と福島原発事故から4年が経過した。その対応では日社会の強み、素晴らしさを示す一方で、社会に内在する問題も明らかにした。一つはデマ、流言飛語による社会混乱だ。 ところが特に原発事故と健康問題で、危険と恐怖を強調するデマ情報が拡散した。放射能という見えない脅威がやってきて、しかも私たちの大半には知識がなかった。当初の動揺は当然だっただろう。しかし、それが続いてしまった。 拡散した人は、悪意を持たずに行った人もいただろう。しかし観察すると、常識外の発言を繰り返すおかしな人、社会混乱を楽しんでいる人、一部の人の売名行為などもあった。4年の時間があれば事実認識の誤りは普通の知性があれば修正でき

    デマ拡散者は何をしたか-福島への呪いを解く : アゴラ - ライブドアブログ
  • 朝日新聞は原発事故報道も誤りを認めよ : アゴラ - ライブドアブログ

    「福島で健康被害はない」事実を伝えるべき 朝日新聞が慰安婦報道で自社の報道の誤りを認めた。朝日新聞の報道は、福島の放射能、原発問題についてもミスリードを繰り返している。従軍慰安婦報道をめぐる謝罪も大切だ。しかし70年前の外国の気の毒な売春婦に関心を向ける前に、福島を情報で汚している「今そこにある危機」を、是正してほしい。(プロメテウスの罠7。他人の自殺という悲劇と絡め、センセーショナルな見出しは彼らが軽蔑する「週刊誌化」「ネットメディア化」している。) 1・福島で原発事故の放射線を原因にした健康被害はこれまでもない。これからもない。これは科学的に一致した見解だ。それに反して危険とする情報、騒ぐおかしな人々によって風評が生まれ、福島と日が傷つけられている。 2・原発について、どのような意見を持とうと、主張しようと自由である。しかし原発の是非と、まったく別の話である福島の事故のリスク評

    朝日新聞は原発事故報道も誤りを認めよ : アゴラ - ライブドアブログ
  • 『美味しんぼ』騒動 ~ それでもワシは大笑いや --- 山城 良雄

    『美味しんぼ』騒動、ついに休載にまでなった。もともとの予定のそうやけど、それが当なら、作者と出版社はむちゃくちゃ美味しい話や。落ち目の漫画に活を入れて、連載再開時には、確実に部数増。 今後は、ネタに困ったらフクシマ(※注1 ←読んでな)へ、ホウシャセンを浴びに行くんやろ。次はどんな過激なことを始めるか。最悪の展開や。特に、今後の復興を気で考えている人たちには、ダメージが大きいと思う。 大阪弁には「ややこしい」という表現がある。「具体的な理由は不明だ(もしくは憚られる)が、とにかく良くない不確定要素を含んでいる」というぐらいの意味や。ただし、結構、きつい言い方とされている。 一昔前、よく使われてたのは、特定の地域を差別する場合や。「あそこらへんは、ややこしいでっせ」と言えば、同和地区を含んでいるという意味になる。ほかには、会社が潰れかけているという意味もある。「あの会社、デリバティブでや

    『美味しんぼ』騒動 ~ それでもワシは大笑いや --- 山城 良雄
  • 「美味しんぼ」騒動の問題点は「事実か否か」ではない

    「美味しんぼ」という漫画で、福島で鼻血を出す人が増えている、という描写があり、それがあたかも放射線の影響である、という印象を与えており、何かと問題になっている。 こういう描写を肯定する意見の中に、「事実を書くのは問題ない」というものがある。しかし、こうした表現の問題点は「事実かどうか」なのではなく、「風評被害を起こすのか」ということと、「福島の人がどう感じるのか」なのである。 たとえ事実だけしか言わなくても、十分に風評被害は起こすことができる。 私は長崎市在住で被爆二世である。その立場からいくつか「長崎の真実」を書きたい。 まず、長崎は何の除染もされていない。当然、今でも放射線量が周囲より高い場所が存在する。そうした場所を除染しよう、という話は、全く起こっていない。 ちなみに、放射線量が高いといっても、健康に影響を及ぼすような量ではない。 次に、福島の事故後にも起こったことだが、放射性物質

    「美味しんぼ」騒動の問題点は「事実か否か」ではない
  • 報道ステ、偏向報道批判・下--放射能の恐怖、拡散の罪 : アゴラ - ライブドアブログ

    「報道ステ、偏向報道批判・上--甲状腺がんは増えていない」から続く。 4・中核派関係者など、問題のある人から取材 報道ステーションの3月11日の報道を振り返ると、伝えるべき重要な情報をまったく強調していない。おかしな異説を唱える人の少数説ばかり取り上げている。「福島県の甲状腺がんが原発事故によるもの」とのシナリオを前提に、その筋書きに沿う発言をしてくれる人物を登場させている。 驚くことは、「ふくしま共同診療所」を取り上げている点だ。この診療所は、中核派との関係を明確にし、福島市民から警戒されている。(中核派機関誌「前進」ホームページ)おそらく関連団体であろう。 中核派は、暴力革命による日政府の転覆を公言する極左暴力集団である。公安調査庁「2013年度版内外情勢の回顧と展望」の56ページによれば原発事故で勢力伸長を図ろうとしているとしている。 一般メディアが、中核派を支援する報道

    OSATO
    OSATO 2014/04/01
     「報道ステーションの異様な姿は、情報の発信者となった市民一人ひとりとっても、真似をしてはいけない悪しき例となるはずだ。」
  • 報道ステ、偏向報道批判・上--甲状腺がんは増えていない : アゴラ - ライブドアブログ

    1・不安を煽る3月11日の放送 テレビ朝日系列の「報道ステーション」という情報番組が、東日大震災と福島原発事故から3年となる今年3月11日に「甲状腺がんが原発事故によって広がっている可能性がある」という内容の番組を放送した。事実をゆがめており、人々の不安を煽るひどいものであった。日全体が慰霊の念を抱く日に合わせて社会を混乱させる情報をばらまく、この番組関係者の思考を一日人として私は理解できない。 この論考では番組内容を批判的に検証する。原発事故と健康をめぐる問題での社会不安を取り除く一助になればと願う。 2・番組で何が伝えられたか 番組の内容は以下の通りだ。まとめた情報は以下のサイトに掲載されている。 【内容1】福島県では原発事故当時18歳以下だった27万人の甲状腺診断調査が行われている。そこで33人の甲状腺がんが発見された。この病気は100万人に1−2人であるとして、33

  • 「放射能測定、この人は嘘つきだ」--郡山市民に訴えられた公立中学校教師その1 : アゴラ - ライブドアブログ

    社会・一般 「放射能測定、この人は嘘つきだ」--郡山市民に訴えられた公立中学校教師その1 放射能をめぐる異常な誹謗 不愉快なひどい話を知ったので報告したい。 ほとんどの読者は知らないだろうが群馬県吉岡町立吉岡中学校の教師で高橋裕行氏という人がいる。この人は反原発の立場を公言し、大量のネットの書き込みを行っている。その中で福島県の行った放射能計測活動を「でたらめ」と繰り返し、計測事情を解説した郡山市民を昨年春「嘘つき」と執拗に誹謗した。 その中傷した人に民事裁判を起こされて、今年4月に自分の発言の誤りを認めたという。そしてこの事件は福島で報道され、多くの人々の批判を集めた。 「嘘つきだ」--郡山市民への突如の罵声 私は福島県郡山市で塾を経営する佐藤順一さんという方とネット上で意見交換をしている。そこで佐藤さんが高橋教諭によって、迷惑を受けたことを最近知った。 佐藤さんは理学系の大

  • 「福島で人は住めない」--放射能デマ騒ぎの悲しい結末 : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 「福島で人は住めない」--放射能デマ騒ぎの悲しい結末 放射能デマはなぜ許されないか 福島の放射能デマをめぐる残念な話があったので、紹介してみたい。 「メディアが醸成した放射能ストレス(下)--死者ゼロなのに大量の報道、なぜ?」という記事で、ある環境雑誌の経営者と対話した経験を私は示した。その後日談だ。この人は放射能と健康について、デマと言われかねない誤った情報を流し続けた。それを心配して私は次の意見を述べた。誰に対しても話していることだ。 「原発の是非の主張と、今起きている放射能のリスク評価の問題はまったく別である。前者は自由に語ればいい。人々の不安につけ込んで後者を強調して前者を語ってはいけない。誤った情報は風評被害を生み、福島という地域を壊し、ムダな損失を人の人生と社会と日全体に加える」 「放射能デマを流した自称ジャーナリストの上杉隆氏が人々に吊るし上げられた

  • 子を連れて西へ西へと逃げて行く愚かな母と言うならば言え(俵万智)−はい、愚かです。そこから始まる放射能パニックの清算 : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 子を連れて西へ西へと逃げて行く愚かな母と言うならば言え(俵万智)−はい、愚かです。そこから始まる放射能パニックの清算 / 記事一覧 写真は福島産農産物をべるキャンペーンをするタレントグループTOKIOの皆さん。福島民報ホームページより。芸能人という人気を気にする仕事で、非難の可能性のある福島の農作物を守る行動をする彼らに敬意を持つとともに、こうしたキャンペーンが必要のなくなる日が来ることを心から願う。 異常行動者の懺悔? 福島原発事故を受けて広がった放射能パニックの沈静化が進んでいるようだ。 千葉麗子氏というタレントがいる。同世代だが詳細は知らない。原発事故で不正確な情報を流し、騒ぎ続けた人だ。この人はミニブログ、ツイッターで以下のことを言った。 事実は、事実と伝えろ。でも、そこにまだ暮らす皆がいるのだから。カルトやとんでもや陰謀論者は、要らない。 これは削除さ

  • 放射能パニックからの生還=ある主婦の体験から

    福島原発事故は、現場から遠く離れた場所においても、人々の心を傷つけ、社会に混乱を広げてきた。放射能について現在の日で健康被害の可能性は極小であるにもかかわらず、不安からパニックに陥った人がいる。こうした人々は自らと家族や子供を不幸にする被害者であるが、同時に被災地に対する風評被害や差別を行う加害者になりかねない。 自己責任と突き放すこともできるが、日という共同体の同じ構成員であり、広がる悪影響を考えれば、何らかの形で助けることが社会全体で必要ではないだろうか。しかし向き合うにはその人々の実情を知ることが必要だ。 主婦でセミナー企画などの自営業を経営する東京在住の白井由佳さんは原発事故後に放射能パニックに陥り、そこから抜け出した。その経験を実名で語った。冷静に自己分析できる白井さんのような女性でも、こうしたパニックに陥ってしまった。遠い存在ではなく、私たちの身近に存在する心の病なのかもし

    放射能パニックからの生還=ある主婦の体験から
  • 「原発ゼロ」叫ぶだけでは変らない=対立から対話・実行へ、流れを変えよう : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 「原発ゼロ」叫ぶだけでは変らない=対立から対話・実行へ、流れを変えよう / 記事一覧 若い修行僧「老師、道とは、何で、そしてどこにあるのでしょうか」老僧「お前の足の下にあるではないか」−禅の法話から エネルギーは徹底的に「現実」の問題 反原発デモの代表と語る野田首相(首相官邸ホームページから) 「口先だけで原発ゼロは実現しないのに、なぜずれたことをするのだろうか」。 私はエネルギー・温暖化問題を10年ほど追いかけてきたが、最近の市民の原発問題に対する意見表明の動きを不思議に思う。 こうした市民参加を賛美する、ずれた見解を示すメディアや学者も多い。しかし私は何を無意味なことをしているのかと思う。複雑なエネルギー問題は、賛否だけを問う投票になじまないし、そもそもあと数カ月で民主党政権は終わる。政治家の一連の行動も法律上無意味だ。電気事業法を読めば、首相には稼働中の原発を

  • なぜ私たちはNHKの誤報に抗議したのか  追跡!真相ファイル「低線量被ばく 揺れる国際基準」の捏造を巡って

    なぜ私たちはNHKの誤報に抗議したのか  追跡!真相ファイル「低線量被ばく 揺れる国際基準」の捏造を巡って 金氏 顯(かねうじ あきら) エネルギー問題に発言する会代表幹事 (GEPR版) 1・はじめに 筆者は1960年代後半に大学院(機械工学専攻)を卒業し、重工業メーカーで約30年間にわたり原子力発電所の設計、開発、保守に携わってきた。2004年に第一線を退いてから原子力技術者OBの団体であるエネルギー問題に発言する会(通称:エネルギー会)に入会し、次世代層への技術伝承・人材育成、政策提言、マスコミ報道へ意見、雑誌などへ投稿、シンポジウムの開催など行なってきた。 今回の東電福島第一原子力発電所の事故では多くの方々に多大のご不便とご心労をおかけし、原子力関係者として痛恨の極みである。私たちは福島の復旧を願い、現地で活動している会員も多い。私たちが大変心を痛めていることのひとつに、住民の間に

    なぜ私たちはNHKの誤報に抗議したのか  追跡!真相ファイル「低線量被ばく 揺れる国際基準」の捏造を巡って
  • 低線量被ばくに健康への影響はあるのか?—MITレポートと放影研LSS第14報の解説

    GEPRを支援する研究者の論考を提供する。(GEPR版) MITの自然放射線研究の紹介 最近、放射線の生体影響に関する2つの重要なリポートが発表された。一つは、MIT(マサチューセッツ工科大学)の専門家チームが発表した研究成果(「放射能に対する生物学的解析の統合研究~ネズミへの自然放射線比400倍の連続照射でDNAの損傷は検出されず」(英語要旨)「MITニュースの解説記事」)である。 同じ放射線量を被ばくする場合でも、短期(1回)に被ばくする場合と、長期に被ばくする場合では、その生体への影響に大きな違いがある(長期被ばくの場合がはるかに影響が小さい)。この論文は「線量率効果」の存在を、がん化メカニズムの基であるDNA損傷の面から検証したものである。 MITの研究ではネズミを自然放射線の400倍程度の放射線量に5週間さらしたが、DNAの損傷は観察されなかった。過度の放射線は、DNAを損傷さ

    低線量被ばくに健康への影響はあるのか?—MITレポートと放影研LSS第14報の解説
  • 放射能に関する役立つウェブ情報の紹介—GEPR編集部

    アゴラ研究所の運営するエネルギー研究機関GEPRは非営利で、読者の皆さまにエネルギーをめぐる情報を提供しています。 国民的な関心を集める放射能の情報について、役立つウェブ情報をまとめました。図は放射線医学研究所の提供する放射線量のスケールの一覧です。福島原発事故によって拡散した放射性物質による東日の放射線量による被曝の増加量は、大半の人にとって内部被曝も含め年間10ミリシーベルト(mSv)以下と推定されています。(内閣府・低線量被曝のリスク管理に関するワーキンググループ報告書)これによる健康被害の可能性はほぼありません。 震災から3月11日で1年経ちます。冷静に問題を受け止め、日の復興のために注力しましょう。 その1) 日政府・内閣府は昨年11月にまとめた専門家の討議を基に、『「低線量被ばくのリスク管理に基づくワーキンググループ」報告書に基づいた健康への影響とこれからの取り組み』とい

    放射能に関する役立つウェブ情報の紹介—GEPR編集部