(本間主査提出資料) 防WG第10-1-1号 ICRP等の緊急時被ばく状況に おける防護の考え方 ー福島事故を踏まえてー 日本原子力研究開発機構 安全研究センター 本間俊充 報告内容 現行の防災指針における防護対策のための指標と その課題 ICRP60(1990年)勧告における介入 ICRP103(2007年)勧告における緊急時被ばく状況 国際基本安全基準BSS改訂における緊急時被ばく 状況 2 わが国の緊急時対応システム 1979年,米国TMI事故:原子力安全委員会が防災対策に係る専門的・技術 的事項を記した防災指針をとりまとめる(1980年)。 1986年,旧ソ連チェルノブイリ事故:炉型の違いが強調され、緊急時対応シ ステムに大きな影響を与えず。 1999年,JCO事故:迅速な初動対応の確保。国と地方公共団体の連携の確 保。国の緊急時対応体制の強